「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「第11回南木曽町リニア対策協議会」 「会議録」  (南木曽町)

2016年03月08日 06時39分20秒 | 日記
 おはようございます。
 第11回南木曽町リニア対策協議会が、1月19日に開催され、その結果がアップされていました。「主な質問および回答」を引用し「会議録」をリンクさせていただきます。

 「第11回南木曽町リニア対策協議会 -長野県との意見交換を実施-」
「第11回リニア対策協議会が1月19日に開催され、長野県から建設部リニア整備推進局の安藤嘉夫局長や長野県環境部水大気環境課の中山哲徳課長など計8名に出席いただき長野県との意見交換を実施しました。委員からは発生土置き場や工事用車両の運行、協定書の締結など様々な項目について質問が出され活発な意見交換となりました。」
「意見交換で出された長野県に対する主な質問及び回答は下記の通りです。」

 「◆主な質問及び回答」

「南木曽町からの発生土の仮置き場及び発生土置き場の考え方とその進捗状況は。」
→現在調整中。現段階で具体的に示せる状況ではない

「住民・自治体からの要望等に対応する相談窓口などの体制はどうなっているか。」
→本年度から飯田市内に「リニア整備推進事務所」を設置している。工事に伴う安全対策や環境問題など、事務所にお問い合わせいただければ、相談内容により関係部局との調整を行って対応していく。

「妻籠水道水源保全地区での工事に対する水資源の保全措置をどのように取らせるか。」
→長野県水環境保全条例に基づいて、JR東海から妻籠水道水源保全地区内の工事に関する事前協議を受理した後、南木曽町長及び環境審議会の意見を聴取し、同意をするかどうかの判断をする。環境審議会では地下水や地質の学術経験者等により構成される専門委員会を設置して、工事による水道水源への影響や同意する際の条件を検討する。現在はJR東海から具体的に協議はなされていない。

「工事用車両の通行に伴う対応について県としてどのように考えているか。」
→JR東海より具体的な工事計画が示され、その計画に基づいて環境や景観に及ぼす影響対策が具体的に示されたら、その対策の問題を把握してJR東海に適切な対応を求めていくこととしている。待避所の整備や運行時間の調整など現段階でも想定される取組については、JR東海に求めてきている。

「リニア中央新幹線の建設を契機とする産業及び観光の振興について具体的にどの程度進んでいるか。」
→昨年4月にJR東海と結んだ基本合意に基づき、地元業者の活用や地元資材の利用など、工事を契機とした地域振興に関する取組みについて調整等を行っている。基本合意は総花的であるため、沿線の市町村には具体性が出てきた段階で、具体的な内容によりJR東海と協議をしていただきたい。地域振興の取り組みについてはホームページを活用した情報発信や工事見学会の開催などを考えているが、地域の要望があればそれに基づいて対応していきたい。県としては工事の影響を最小限にして、チャンスを生かして最大限の利益の確保に向けて努力していきたい。また、県は一昨年の10月にリニア関連道路の整備予定箇所を公表しているが、木曽川右岸道路の全域が整備を検討する対象となっている。

   「会議録はこちら」
                         以  上







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