「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

JR東海が中日新聞本社に圧力?!

2013年06月23日 07時10分59秒 | 日記
 おはようございます。今日は、私たちの地域の「新聞折込」の実態を取り上げてみます。
 「新聞折込」は新聞販売店が広告主の依頼を受けて、新聞に折り込んで各家庭に配達してくれます。これが基本であると思います。従って、広告主の依頼を受諾するか否かは、販売店主の判断であると思います。
 販売店で扱う「新聞の種類」は種々の理由で違います。この地方で扱われている新聞は、中日、朝日、岐阜、毎日、読売、日経などです。販売店によって扱う種類の組み合わせが違います。単独の場合もあるし、ほとんど全紙を扱う販売店もあります。
 この地域の新聞のシェアは中日新聞が7割を占めていると言われています。美乃坂本の茄子川に中日新聞の印刷所があり、その近くに「(株)中日岐阜サービスセンター、東濃支店」があり、新聞の配送を行っています。
 以前は新聞折込をお願いする場合は、すべての販売店に届けて回る必要がありましたが、現在は「中日岐阜サービスセンター」が代行で配送してくれるため、サービスセンターへ持ち込むだけで済み大変ありがたい事であります。
 中津川市、恵那市と旧恵那郡の地域の中日新聞を扱う販売店が「中日新聞販売店会」を結成しています。商業広告以外の折込をお願いする場合は中日新聞販売店会の代表に事前に「折込検討依頼書」を提出し許可を得なければならないシステムになっています。中日新聞を扱っていない販売店は、依然と同じで、事前審査はなく折込を認めていただけます。
 5月27日に「東濃リニア通信No9-2」を折込した数日後に、販売店会の代表から電話があり、「5月27日の折込に対して苦情が来ているので、今後は注意してほしい」という旨の内容でした。
 そこで、6月24日に「東濃リニア通信NO12」を折込依頼すべく、早めの6月11日に「折込依頼書」を提出しました。1週間過ぎても連絡がないので、販売店に電話したところ事務員が「今日、販売店会議かあるので、結論はそのあとになります。」という旨の返答でした。
 心配していましたが、19日の夕方に、ファクスが届き、取り込みが許可されました。21日に販売店の代表から電話があり、「今回は折込を許可したが、中日新聞から圧力がかかっているので今後は難しいかもしれない、いつダメになるか分からない。商業公告以外の折込を受けているのは中津川市内だけであり、他の地域ではない事である。」という旨の話でした。
 私は、知人を介して何軒かの新聞販売店に「販売店会議」の内容を確かめて貰ったところ、「JR東海から中日新聞本社に、リニア関連の折込を止めさせるように」との圧力がかかっているという話がなされたという返答が複数あったとの事であります。
 日本を代表する大新聞社でも、大企業や大スポンサーの都合の悪いことは、伝えてもらえないという話は聞いたことがありますが、身近に実際に起きるとは思いもよりませんでした。
 これが事実だとすれば、シェアの広い新聞社が、その権力をもって、田舎で真実を伝えようとする小さな情報に圧力をかけるという事は、あってはならないことだと思いますし、憤りを覚えます。
 このような圧力に怯むことなく、正々堂々と住民の皆様に本当のことを伝えていく努力をしてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

                                                   以 上
 

 


 
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