野原

ただの更地だった休耕地に
雑草が生い茂りだしたのが３月。
ぬかるみを縫うように緑があふれ、
マーガレット、矢車草などの、主を偲ぶ花々が咲きました。
７月に一度整地され、
再び生えてきたのはイネ科の植物と、
ヒメジョンなどのキク科の雑草たちでした。
今は、その雑草も枯れて
茶色い野原が出来ました。

この雑草、どんなに雨が強くても、風が強くても、
めげることなく天に背を伸ばしていたのですが、
霜に当たって、草丈を短くし、
雪で首を折りました。
首の折れた草原は　ちょっとだけ以前よりも広く感じられます。
写真は、そうなる前の野原です。