大峰の河童

法螺貝を習得中 

河童の竹矢造り、「竹矢が完成」

2011年01月17日 | 日記




子供の頃、八幡神社の裏山や古城山で竹弓を作って遊んだ経験を生かして竹矢を造り始めて一年、一組=4本の箭が完成した。 弓具店に置いている箭を手に持った時の感触(職人芸の技量)には遠く及ばないが、初作品に自己満足している

(完成箭のディメンション) 長さ=98 cm 、 直径=8.0mm(鏃のサイズ)、
          重量=21.5gx1本、22.0gx1本、23.0gx2本、
          バランス(中心より鏃側へ)= +12mmから+20mm、
          矢羽根=ターキー 、 羽根模様=Aクラシック本黒 、 
          筈=プラスティク 、 箆色=枇杷色(カシュー透色)

糸巻き: 筈巻きは金糸、本矧と末矧は藤色。 縁取は金糸を2周り巻く。
     糸巻きが下手(隙間がある)に仕上がってしまった。 そこで、丸棒で糸を擦り衝け、撚りを潰して
     隙間を無くす。
     糸巻き終わると、木工ボンドを表面に塗り、固定化させる。
     トップコートは百金で透明マニキュアを購入、艶出しする。

仕上げ: 白表紙で羽根の形をつくり、裁縫バサミで筈側からCUTする。
     良く切れる鋏だが、羽根の厚い(軸に近い)部分は羽根が逃げて、CUTが難しい。 
     ちょっと、羽根の長さや幅が広いように感じる。

一組=6本の矢竹造りが目標。 既に竹は数十本、採取済み。 ターキー羽根は注文済み。
真っ直ぐな箆を造るには矯めと火入れが難しい作業であるが、次は今回の初経験を活かし
て丁寧に仕上げてプレゼント品として譲ることが出来る程度の箆を造ろう!

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