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何度か明日香村に遊びに行く途中、交差点脇には大きな立看板が立っている神社名の読み方が気に掛かっていた。 「やまと」ではなく、「おおやまと」と称する式内社に行って来ました。(一月四日)
ここの神社名と戦艦・大和が同名であることから祭神の分霊が戦艦大和の艦内に祭られていた。 その縁で、沖縄戦に出撃して「坊の岬沖海戦」で撃沈された戦艦「ヤマト」や軽巡洋艦「矢矧」等の戦没将士英霊が末社に祭られている。
軽巡洋艦の艦名「矢矧」は一級河川で秀吉が昼寝していた「矢作川」からの命名。 しかし、映画「芦屋からの飛行」で知られる、芦屋基地の近くを流れる二級河川「矢矧川」の方が身近に感じる。 航空祭を見に行った時、商店街が進駐軍に接収されていた当時のままの町並みが残っていた。 バスの車窓から見たケバケバしい西部劇風の町並みに大変、驚いた。
「御弓初式」は午後1時から始まり、初めは鏑矢で「蟇目の儀」が取り行わられた。 その後、氏子代表・中学生の演武に続き、「百々手式の儀」が執り行われた。 式が始まるまでは接待の「ぜんざい」をいただきながら、大きな焚き火にあたり暖を取って過ごした。