黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

メダカの学校は~コロナ問題も無いし、なによりも涼しそう。

2020-08-18 19:05:47 | Weblog

ジャレド・ダイアモンド教授とNHKの鎌倉千秋アナウとの対談を録画で。新型コロナ関連の真面目な番組はなるべく見るようにしています。
自分自身というか、塾の仕事で大事なので。いい加減なネットのニュースに振り回されたくないですから。
鎌倉千秋アナ、うむ、以前の台湾のレポート番組を見て感心す。
1,美女。才色兼備とはこの人のことですね。
2,英語と中国語をこなします。
3,相手の意見や感想を引き出すのがうまい。そして、分析力。感情的になったり、妙な「忘れてはなりません」、「この平和を大事にしたいものです」、「みんなで考えましょう」という安直な方向で総括しない。美女ですけど、クールなジャーナリスト。そこはさすがです。
ダイヤモンド教授の本は何冊か読んでいます。「銃、病原菌、鉄」や「危機と人類」の著者で、日本についても詳しい。欧米の学者が「世界は…」と語るとき、それは西洋世界だけのことでアジアは無視されていることが多い。アジアに触れても中国だけ。ダイアモンド教授はいつも日本を語ります。「危機と人類」でも、人類が危機への対応に成功した例として日本の明治維新を詳しく分析していて、その内容も興味深かった&鋭かった。
この番組でも、さすが人類史の専門家。
「かりにコロナで1億人が死んだとしても、それは人類の歴史では特異なことではない。まだ75億人が生き残っていることになる」…まぁ、人類史という視点ではそういうことか。
教授は、アメリカの現在の対応をボロカスに批判していて、日本の対応は高く評価しています。日本政府と日本人は、幕末~明治維新、敗戦、東日本大震災などの危機を経験してきたから、今回のコロナには対処できる。そういう見方。
おもに鎌倉千秋アナに見とれつつ、ダイアモンド教授の学者らしいシャープな分析に感心しました。
バタバタしなくていい。落ち着いて、地道に粘り強く感染防止。そう思いました。
朝早く図書館へ。もちろん自転車で。
コロナ問題のさなかに自転車で、緑の中を走って図書館へ。うむ。滋賀県に住んでいて良かったなあ。比較対象として「大都市の人は大変だろうなあ」と。もう一方の岡山県の故郷は「コロナ?」と、完全に平和だそうですが。
またもや本をたくさん借りました。
書架を見て回ると、日本人というのは常に反省し、後悔し、謝罪しているのだなあと。
こんなに謝罪方向の本がズラリと並んでいる国は世界中で日本だけじゃなかろうか。
古い本だけではなくて、新刊の本でも反省し、謝罪する。著者、若いのに、日本の歴史についてそんなに反省するのか。本当にそう思っているのか、そこは疑問。クールに、理工学系のように客観的な記録と分析をするのがいいのじゃないだろうか。情緒方向に傾斜しすぎて、本当は何がどうなのかわからなくなりゃせぬか。
韓国の言論や出版、放送は「イケイケ、もっと行け!」と、いつでも愛国キャンペーン実施中。ここでは冷静な分析や反省は無し。音楽もドラマも、そしてコロナ対策も韓国が世界のお手本で、世界中の国から指導を求められているという論調。「そうかなあ。ここ数日、ソウルでは感染が再拡大してるけど、本当に成功しているのだろうか」という意見は出ない構造。
こんな日本と韓国が衝突したら議論が噛み合わないはずで、うむ、今もちっとも噛み合わないなあ。
さておうみ進学プラザ。夏期講習会がゴールインしつつあります。エリアごとに日程が異なるので、バラバラのゴールイン。
終わった後も、学校のスケジュールに対応して追加の授業をするケースもあるらしい。
先生たち、本当によく頑張りました。ローカル塾の心意気だ!と、言うはやすくして実行は大変。水分補給を忘れずに、各教室のゴールまで。
写真は夏期講習会の風景。
図書館の近くにある小川。
稚魚がいます。都会の子は小さい魚を見ると「メダカだ」と言いますけど、メダカは絶滅危惧種になるほど貴重。しかし、ここには各種の魚の稚魚に交じって、本物のメダカもいました。視力検査です。メダカを見つけてください。
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