黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

パン喰い競走はありませんが。

2024-10-02 21:51:03 | Weblog

教育関係のニュースから。
日本に新しい大学が誕生しました。 
東京工業大と東京医科歯科大が統合して10月1日、東京科学大が誕生した。
国立大の統合は、2007年に大阪大が大阪外国語大を統合して以来。東京科学大は、国立大学法人の経常収益でみると東京大や京都大などに次いで7番目の規模となり、世界トップクラスの科学系総合大学を目指す。【朝日新聞デジタル版から引用】

大学の「高級ブランドの合併」ですね。
以前、お茶の水女子大、一橋大、東京農工大、東京外国語大も一緒になって、二つ目の東大を作る、という風説があったけど、コンパクトな2大学の合併に落ち着いたのだなあ。
高校生たちにとって、魅力的な選択肢が増えるのはいいことです。
東京医科歯科大学の建物は、朝の連続ドラマ「ちゅらさん」に何回も登場していると思います。…違うか。東京には詳しくないです。
大学ランキングで7番目の規模になると。帝大の九州大学と北海道大学の間に割り込んだのですね。
わぁ、と思って調べたら、私の母校は12番でした。13番目に下がるよなあ。
まあ地方で地道に頑張っているか。
受け狙いでいきなりカッコいい名前に変える大学があるから、東京科学大学という名前が「おぉ、すごいぞ!」と思ってもらえるまでは(昔の東工大と東京医科歯科ですよ)と添え書きをすることが必要だと思います。

ところで、気になる…というか、気に喰わぬことがあります。
「世界の大学ランキング」
というような、どこの誰が評価したのか、何が基準で優劣を…というのが出ることがあります。
「日本からベスト100に入ったのは、わずかに…」
などなど。
これは、「日本の名曲ベスト100」みたいなもので、選ぶ団体などで色々な結果がでます。
そして、やっぱりアメリカが断然有利で、次に西ヨーロッパ諸国。
日本の大学は、こういう怪しげなものは予算獲得に利用するだけにして、しっかりとした教育と研究をすればいいと思いますよ。

さて、秋です。
自転車で田園地帯を走りました。
とくに行くあてもないサイクリングですが、いいのです。
スクモ(稲の実の皮)を焼くにおいがする。これがとてもいいにおいなのです。
*スクモは、関東から西の本州と四国において籾殻を指す方言であり、米にとっては家に喩えることができるためにこのように造られたとされる。
 (早稲田大学,笹原宏之博士の資料から引用)
道の駅へ立ち寄った。猛暑で、野菜が高いからなあ。道の駅ならば。
ところが、ほとんどの野菜が「完売しました」と。残念なり。

おうみ進学プラザは、引っ越し作業の10月。
電話の回線のことなど、まだ作業が続いています。頑張ろう。おうぅ♪
そして、「勉強の秋キャンペーン」が開幕。
パワフルな学習プログラムに、フレッシュな教材も加わって、色とりどりの鮮やかな学習。
山盛りの秋、大盛りの秋です。
日本で一番ハードな大型の一斉テスト「プラザ・カップ」も、ドドーンと実施しますよ。無学年で、下剋上どんと来い!の「漢字王決定戦」も用意しています。
そこへ、滋賀県の入試をターゲットにした「140字記述式 文系&理系」が新登場。
きっぱり原稿用紙1枚の科学系TV番組感想文もあります。
まさに机の上の体育祭。
いっそパン喰い競走も…いや、それはないですけどね。

 


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