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黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

早寝、早起き、朝ご飯。私は賛成ですよ。蔭山さん、ガンバレー。

2007-12-01 15:50:48 | Weblog
只今、滋賀県では「早寝、早起き、朝ご飯」県民運動を展開しているそうです。今日は某団体関連の動員でびわこホールへ。こういう「各団体から5名の参加者を確保してくださーい」と割り当て動員をする場合、挨拶が長い、表彰式がある。そういう「いかにもお役所がでっち上げた講演会」が多い。で、「とても勉強になりました」という感想を、まぁ、言わざるを得ない。「明日から私の人生、変わります!」という気合いが必要なのです。が、時々は「おおっ!」と内容が良いものもあります。今日は「ミスター百マス計算」の陰山英男氏の講演。良かった。本人が本気で話しているから、聞いていても本気になれるのでしょう。
えこひいきのヒイキ目もあります。兵庫県の小学校から広島県尾道市の校長に転じて、今は立命館大学にいる陰山さん、実は私の大学の後輩です。学部も学科も同じ。で、昔からヒイキして見ておりますから。
「子どもたちを何とかしなければ」というクラシックな「先生の使命感」を感じます。これからも活躍してもらいたい。
で、塾。「行政が子どもたちに早寝しろというのは、塾を敵視しているのじゃないか」と勘ぐる向きもあるようですが、そうは思わないです。「規則正しい生活をするということが学力のベースですよ。だらだらとくだらないTVを見て夜更かしして、それで携帯電話をコチコチポツポツと操作してまだ夜更かしして、その結果朝寝坊をして、あわてて学校へ行く。朝ご飯を食べていないからパワーが切れる。睡眠不足で授業中に居眠りをする。そんなことでは勉強なんてできないですよ」と、そういうことでしょう。
彼は教育学部じゃない。だから「こういう生徒の知能指数は」とか「偏差値の高い子にするには」などとポンポンと言いますね。こういう場合、教育学部系統の人は知能指数、偏差値などの単語をことさらに避けようとします。
説得力のある講演で、とても良かった。何よりも「子どもたちにすくすくと成長して欲しい」という情熱、勢いを感じました。
塾も生徒たちにとっては大事な場所。おうみ塾の場合、小学生の授業終了時間は6時45分だから、陰山先生も勘弁してくれるでしょう。中学生は授業が終わったらサッサと帰宅しなさい。コンビニに寄っておでんを食べたりして時間を無駄にしてはいけません。早く帰って寝なさい。
高校生も…あなた達は夜遅くまで勉強しなさい。で、朝もちゃんと起きなさい。
明日はいよいよクリスマスコンサート。びわこホールにホルストの「火星」が響き渡ります。あの曲は、暗いところで聴いたらこわいぞぉ。
写真は見学させていただいた関東の塾。個別指導部門の授業前のミーティンング風景です。号令をかけているのは伊藤先生。「あれっ?この先生、見たことあるけど」と思った生徒もいるはず。おうみ塾に来られたことがあります。
明るい笑顔で、内容はビシッと指示しておられました。それに比べておうみ塾の指示はまだまだ大ざっぱかもしれないと反省。

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