昔の望遠鏡で見ています

昔の望遠鏡による天体観望と、その鏡景写真についてご紹介します

My new old telescope

2023-09-21 | 天体望遠鏡
 新たに中古望遠鏡を入手した。この望遠鏡で見る恒星像は、シャープすぎて滲みも極小のためか、今まで見てきたものと比較して、なんとなく物足りなく感じる時がある。星まつりで、メーカーの人にそのことを話すと、少し戸惑ったような表情を見せた後に、そのような事を言う人は初めてだということと、上位機種は更に鋭い像を見せてくれると教えてくれた。 更に鋭い像があるということには、少々驚いたのだが、その望遠鏡を手にし . . . 本文を読む

胎内星まつり2023

2023-08-28 | 日記
 胎内への道は、田んぼの中の道が良い。途中に見える青い空と白い雲も、綺麗だ。 通行止めの林道があり、何度も迂回して着いた星まつり会場は車が一杯で、駐車できたところは少し離れた所だった。気になるのはメイン会場だ。急ぎ足で行ってみると、あまりの炎天下で人通りもまばらだったが、友人と会う。 暑さに負けそうになるが、せっかく来たのだからと、店を二人で回ってみる。日差しを防ぐために、首に巻いていたタオルを頭 . . . 本文を読む

星像を味わう

2023-07-18 | 天体望遠鏡
 梅雨の晴れ間に、天文台観察室の望遠鏡を利用できる機会があった。望遠鏡は、SDP125とTSA102が同架された赤道儀だ。接眼鏡は、XL40mmからHR3.4mmまでを持参した。短焦点側には、XW5mm,Hi-Or4mmも加えて、倍率による微妙な見え方の違いも確認しようと思った。中間の倍率は、Po24mmとDl9mmを使った。各接眼鏡の種類が異なるのは、これまでの望遠鏡遍歴とでも言うべきものによる . . . 本文を読む

ある観望会

2023-06-19 | 日記
 所属している天文同好会の天体観望会が、開催された。場所は、高山の中腹にある駐車場だ。星を見る前に、”お茶会”も企画されている。 最近は、手軽なので天文台観察室の望遠鏡ばかり利用しているのだが、街の中の限界も感じている。月惑星や二重星は良いのだが、星雲などは当然ながら良く見えない。今回は、久しぶりに行く暗い空のもとで、自分の小望遠鏡では、どの様に星雲星団が見えるのか、天文台 . . . 本文を読む

ニコンにTVの鏡筒バンド

2023-06-14 | 天体望遠鏡
 若い頃に「君は慎重な性格だな。」と、言われたことがある。このことは今にして思えば、もっと早く仕事をしろということだったのだろう。しかし、それは生まれつき持っているものなので、しょうがないし、むしろ先を予想し準備したことで、ひどい目に合わずに済んだことも、あったように思う。 この性格は趣味の世界にも、形を変えて影響している。事前に準備してしまうのだ。具体的には、将来、欲しい望遠鏡を手にした際に使用 . . . 本文を読む