鏡筒を、ティーガル経緯台に搭載してみた。接眼部には、T社の2インチ天頂ミラーに昔のA社Er32を装着する。鏡筒バンド、経緯台そして接眼部をT社の旧カラーで統一でき、更にV社の旧レンズセルの色もあまり違和感を感じさせないのは良かった。 星にピントを合わせた時の接眼部であるが、MB社の超短光路の M72-2インチアダプターを使用して、やっとピットがでる。一方、P社のXL40を装着した際には、繰出し長 . . . 本文を読む
手にしたのは、手磨きの直径90mmのレンズが入った鏡筒である。10年程前に、一度市場に出たのだが、即売れてしまったものだ。めったにない望遠鏡だったので、今回売りに出された広告を見た時には、すぐに思い出す。鏡筒はV社の10cmフローライトのものを使用し、接眼部はT社のFC100というのも、記憶どおりである。 前回も相当に興味があったのだが、見え方を問合せている途中に売り切れてしまい、「良く見えます . . . 本文を読む
スライディングルーフが開くと、それはそれは見事な月が中空に掛かっていた。今日は、久しぶりに天文台の望遠鏡が使える日だ。手順を思い出しながら操作用コンピュータを接続し、筒先の蓋を外す。いつもは自前の接眼鏡を持参するのだが、今日は時間が無かったので、備え付けのT社のLE型一式を利用させてもらう。 使用する望遠鏡は、40cmカセに15cm屈折が同架された一番人気の望遠鏡だ。ただ、この40cmは二次鏡が . . . 本文を読む
観望会で、直視分光器を使って星を見てもらった。接眼部を覗くと、総天然色の世界が広がっているので、皆さん不思議がる。白く見える星も、その光には赤黄青などの光が交じり合っていると説明するのだが、その時の自分の中では、色収差を最小まで取り除いた光学系で、わざと色を付けた像を見てもらうことに”おかしさ”を感じてしまう。 この分光器は五藤製で、接眼鏡の見口を取り外し、そこにねじ込ん . . . 本文を読む
彗星を見に行こうと、誘いを受ける。場所は、西方が望めるZ山頂駐車場である。無料通行となる17時過ぎに現地到着という計画を立てる。 当日は朝から青空が広がり、夏服が丁度良い気候であった。車を運転しながら見る山々は、夏さながらに霞んでいる。食料を求めにコンビニに入ると、棚はほとんど空っぽだ。どうやら三連休の中日なので、皆さん行楽にお出かけのようだ。それでも残り物ではあったが、好きな鶏肉の載った弁当を . . . 本文を読む