昔の望遠鏡で見ています

昔の望遠鏡による天体観望と、その鏡景写真についてご紹介します

胎内星まつり 2019 (その2)

2019-08-25 | 日記
 今回の胎内では、意外なものも見つけました。昔のタカハシのP-2赤道儀です。タカハシとTOMITAの2か所のブース前に計3台ありました。初期のメタリック塗装のもので、小型で精密な造りが評判のものでした。だいぶ前に製造中止となっていましたが、良いものは、長く使われるのだと思いました。タカハシでは、新しいカーボン三脚用のアダプターも用意しているようです。昔の機器を使っているユーザーも大切にしてもらえる . . . 本文を読む

胎内星まつり 2019

2019-08-24 | 日記
 数年ぶりに、胎内星まつりに行ってきました。のんびり各ブースを回った後、芝生脇でフジノン双眼鏡の説明を聞いていると、担当の人が慌ててカメラを持ってテントから飛び出していきました。何かと思って、振り返ると・・・。なかなか絵になっていますね。 五藤の太陽スペクトル望遠鏡です。説明書きを見て、底部のつまみを動かすと、きれいな虹色を背景としたフランホ-ファー線を見ることが出来ました。  望遠鏡の筒先には、 . . . 本文を読む

アルビレオ

2019-08-14 | 野尻抱影
 野尻抱影は、星三百六十五夜の8月14日の頁で、アルビレオの美しい名前と美観について記しています。 「星の名にも美しいものが多いが、中でもsweetな名はアルビレオ(Albireo)である。四つの母音を連ねた上にlとrの子音を含むので、甘く舌に媚びてどこまでも転がって行く」・・・「私は中学生の昔、ボール筒の望遠鏡で初めてこれを見た時に、こんな贅沢な光景をかいま見ていいのかしらと、思わず後ろを振返っ . . . 本文を読む

公民館屋上の観望会

2019-08-11 | 天体望遠鏡
 昨晩、近隣の町の公民館屋上で天体観望会があり、お手伝いしてきました。場所が街中でしたので、月・木星・土星が観望の中心でした。望遠鏡は昔のビクセンのED80SとタカハシのEM1S、そしてタカハシ用に改造されたビクセンの最新の三脚です。それぞれが軽量ですので、準備も楽に行えます。この鏡筒は、F9で無理のない設計で良いのですが、若干茶色っぽい色調かなと思っていましたが、他の鏡筒と比べてみると、それほど . . . 本文を読む

星祭りへの道

2019-08-09 | 日記
 夏本番を迎え、各地の星祭りも始まりました。目的は、いろいろな望遠鏡を見たり、掘り出し物を探したり、星仲間との楽しい語らいだったりするのだと思いますが、会場までの道中も楽しみの一つだと思います。車に仲間と同乗して、ワイワイするのも良いのですが、一人でのんびりと気に入ったポイントで車を止め、景色を楽しみながら行くのも、良いものだと思います。車も、運転を楽しめる名車に乗るのが理想ですが、現実は家族や実 . . . 本文を読む