五藤ウラノス号の黒色4型機(光軸修正装置なし)のレンズセルと、アストロ5cm屈折二台(F15とF10)のものが、非常に似ています。 五藤ウラノス号の対物レンズ部です。フードは差し込み式です。 アストロ5cm屈折鏡筒(R51型F15)の対物部です。光軸修正装置はありません。また、これもフードは差し込み式です。 アストロ5cmF10の対物部、フードおよび対物蓋です。レンズセルは、R51と同形状です。 . . . 本文を読む
五藤光学の8cm屈折望遠鏡の対物レンズセル2種を、比較してみました。一つは、アクロマートで、もう一つは3枚玉標準アポクロマートです。 アクロマートの対物レンズセルです。レンズフードはねじ止め式です。薄い黄色の部品の脇に穴が見えますが、そこにねじ止めされます。この部品は真鍮製ですが、他の2台の五藤8cmアクロマートではアルミ製でした。画像の鏡筒は、学校で太陽観測に使用されていたものらしく、接眼部に . . . 本文を読む
アストロ光学の創業者の一人である小島修介は、五藤光学の出身でした。画像はアストロ光学工業のS5ですが、レンズセルが、ウラノス号のそれと似ていることに、気が付きました。 S5をタカハシの90S赤道儀に、載せています。 S5のレンズセルです。フードはねじ込み式です。光軸修正ネジ部よりだいぶ手前まで円筒状の形状が見られます。三枚玉のセルであれば、レンズの厚みによると言えるのですが、S5は二枚玉ですの . . . 本文を読む
ブロークンヘッド型の優美な赤道儀です。美しい曲線を持ち、工夫すると置物になりそうな気もします。手元に新旧と思われる2台がありますので、異なっている点について、大まかですがご紹介します。 一つ目は、クランプつまみです。古いものは鋳物製で、新しいものは樹脂製です。二つ目は目盛環の指示部です。古いものはシンプルな△型ですが、新しいものはシールに赤緯、赤経および恒星時の表示付きとなっています(恒星時の表 . . . 本文を読む
五藤のテレパックにディライトを使ってみました。この接眼鏡は、使い慣れたLVより50gほど重量がありますが、この程度ですと、鏡筒の前後のバランスや上を向いた時の接眼筒の下がりについても、心配ないようでした。 左からH12.5、LV9、ディライト9です。ディライトは、LVより一回り大きい事が判ります。昔、屈折望遠鏡は普通F15でしたので、9mmの接眼鏡は、いわゆる最高倍率を得るためのものでした。のぞ . . . 本文を読む