アストロ光学T-8型天体望遠鏡には3個の接眼鏡が付属しています。画像は、HM12.5とHM6です。後のアストロ光学工業の接眼鏡と見口の形状は同じですが、脇のシールはありません。なお、見口はプラスチック製です。 もう一つは、地上用接眼鏡に組み込まれたK22です。銀色の部分を伸縮させることで、倍率を変えられるようになっています。伸縮させたときの感触はとてもスムーズで、60年以上前に作られたものとは思 . . . 本文を読む
”人気のアストロ”の5cm鏡筒2本です。一つはアストロ光学製でもう一つはアストロ光学工業製です(以後、アストロ光学製を旧鏡筒、アストロ光学工業製を新鏡筒と呼ぶことにします)。上記画像では、新鏡筒が上で旧鏡筒が下です。ともに口径5cmで焦点距離は500mmと、同じスペックです。 鏡筒の長さはほぼ同じですが、若干旧鏡筒の方が長いようです。 新鏡筒は、塗装が傷んだので、壁紙が貼 . . . 本文を読む
人気のアストロの昔の望遠鏡です。正確に言うと、現在のアストロ光学工業の前身である、アストロ光学の望遠鏡になります。アストロ光学工業は創業が昭和33年とのことですので、この望遠鏡は少なくても60年以上前に作られたことになります。鏡筒には黄ばみ、対物レンズには少しの汚れがありますが、年代の割にはとてもしっかりしています。口径は50mm焦点距離500mmで、後世にも同じスペックのものがあります。いわば . . . 本文を読む
箱書きより、昭和24年のウラノス号3号機の価格は、24,800円ということが判ります。 昭和31年のアストロ光学のカタログには、T-8型機の価格は18,000円と記載されています。 上級国家公務員の初任給は、昭和24年が4,223円で昭和31年が8,700円、そして平成31年が181,200円とのことですので、これらを用いてそれぞれの現在の価値を求めると、ウラノス号は約1,065,000円、そし . . . 本文を読む