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昔の望遠鏡で見ています

昔の望遠鏡による天体観望と、その鏡景写真についてご紹介します

テレパックと雪山

2023-01-31 | テレパック
 今日は早く家を出て、もやの少ない雪山を背景とした鏡景写真を撮影する。そして、すらりとした三脚に載った長焦点屈折鏡の格好良さに、改めて惚れ直す。遠くの山々も、とても綺麗だ。あの雪が融けたら古スコを持っていき、思う存分に星を見てみよう。 . . . 本文を読む

冬の晴間のテレパック

2023-01-24 | テレパック
 青空がどこまでも続く日の午後に、鏡景写真を撮りに出掛ける。街中を過ぎ視界が開けると、いつもは雪雲に覆われる山々が、その陰影をうっすらと現していた。大地からの水蒸気と畑の緑に春を錯覚するが、水音も小鳥のさえずりも聞こえない。じっと我慢の生き物たちと一緒に、暖かくなるのをもう少し待つことにしよう。 . . . 本文を読む

テレパック5cmと6cm鏡筒

2021-09-24 | テレパック
 お気に入りの古スコを聞かれ、真っ先に名前が浮かぶのは、五藤のテレパックだ。長焦点屈折鏡筒の均整の取れた姿と、造りの良い経緯台の組合せに魅かれるのだと思う。 テレパック自体は天文ガイドの裏表紙の広告などで知っていたが、最初にその系譜に触れることが出来たのは、昭和50年代の後半だった。それは誠報社という望遠鏡販売店が、五藤のST-5というテレパックの後継機種を限定品として販売した時だ。相当に簡略化さ . . . 本文を読む

テレパックの収納方法

2021-05-21 | テレパック
 五藤のテレパックは、お気に入りの望遠鏡だ。フリークランプの経緯台は使い易いし、何より長焦点屈折で格好が良く、これこそ天体望遠鏡という姿をしている。初めてこの望遠鏡を知ったのは、昔の天文ガイドの裏表紙だった。ゴルフ場のような綺麗な草原が広がる場所に、望遠鏡が据付られ、その脇に青いシャツを着た男性が座り、月の写真を見ているというものだ。65mmセミアポを買ってもらいながらも、気になる望遠鏡だったのだ . . . 本文を読む

桜の下のテレパック

2021-04-16 | テレパック
 山間部の湖畔の桜は、まだ見頃であった。画像は、その桜とテレパックの鏡景写真である。 桜をバックとする鏡景写真は、奥が深い。花びらを後ろにすると、白い鏡筒が埋もれてしまうし、幹を後ろにすると、今度は幹が黒々と写ってしまう。上の作例では、正面から太陽光が当たる頃を見計らったもので、幹の黒さの低減を試みたものである。 さて今頃の入学式のシーズンになると、初めて天文同好会の部室を訪れた時のことを思い出す . . . 本文を読む