ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

さざめきの美術館にて

2021-05-29 | 美味しかったぁ~
来月初めでいただいたチケットの美術展も終わるので、そろそろと思い出かけた。
本当に久しぶりの宮城県美術館
移転反対の署名がかなって、この場所に今もあるのがうれしい五月晴の日。
思いは同じなのか、女性グループや中高年のご夫婦など、老若男女が連れだって訪れていた。

入り口を入ろうとすると鳥のさえずりではない、さざめきが聞こえてきた。
レストランのオープン席の女性たちのさざめきが
拡がっているようだ。

絵を鑑賞する部屋にまでそれは入ってくるようで少し驚いた。

昼食を先に済ませようかと思っていたが
このさざめきの様子から店内の席はもちろん満員御礼で
かなりの行列のありさま

部屋を巡って忠良さんのコーナーに回ったころはさすがにさざめきも届かない

そろそろ大丈夫だろうかなと訪れると
それでも数人待っている様子
中高年のご夫婦やおひとり様の女性たち。
その列に加わり、記名して、しばし待つと順番が回ってきて
少し入ったカウンターで会計をして向こうの席にと言われるが
ほどなくして逆側の席へとのこと・・・

こう混んでいては好きな席にもつけないので仕方ないが
固い椅子の席で居心地が悪く落ち着かず、
隣の席との距離も近くて気になってしまう。

迷って選んだランチのハンバーグはなかなかやって来ず
和風の仙台牛ハンバーグということで期待していたのだが
大根おろしもポン酢も控えめで肉の味もあんまり・・・
コーヒーもふつう。
これで1700円は高いかなあ~

美術館という立地とはいえ
お値段も張るのにこの人気は何なのだろう

小学生や中学生の団体の並んで待機している様子を眺めながらの
ランチは望んでいたものではなかったが仕方がない

忠良さんの絵本の挿絵は「大きなカブ」がいつも印象的だったのだが
今回は展示がなく、入れ替えているようだった。
彼が押し掛け下宿させてもらい、お世話になった「群馬の人」の彫刻は変わらずそこにあり懐かしかった。

忠良さんの講演会でのユニークなお話とお人柄を思い出しながら
昔来た頃の美術館を思い出した。
ずっと変わらずここにいてほしい。

この日の人の多さ、さんざめくレストランは異様で
コロナのうっ積から逃げ出してきた人たちのたまり場となってしまったのかもしれない。

今度は空いている時に訪れたい。
好きな席を選んで、美味しいタルトを食べてゆっくりお茶したいものだ。

カフェ モーツァルト・フィガロカフェ / 国際センター駅川内駅大町西公園駅

昼総合点★★☆☆☆ 2.7


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