ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

茶寮 ここの

2023-12-25 | 美味しかったぁ~
「本日貸し切り」との表札が出ていた店の場所を確認して
久しぶりに近くの銀行に回ると もぬけの殻で既に移転していました。
9月下旬に閉鎖したようなのです。
銀行前のバス停でイライラしながら
いっこうに来ないバスを待ったのはいつのことだったのでしょう・・・
この辺りにはこんなにも来ていなかったのかと思うばかり

気を取り直して、少し早かったのですが
「ここの」の引き戸を開けました。
4人掛けのテーブルが3つだけの小さなお店にはまだ先客はありませんでした。

テーブルは既にセッティングされていて
奥の席に案内されました。

奥を向けたしつらえのセッティングを
入口を観る形に勝手にセットしなおして席についたわたくし。
とんでもない客と思われたかもしれませんね。

少しお待ちくださいとの事で
お茶とお絞りが置かれました。
置かれていたメニューを見ながら待ちます。

店主さんおひとりのようです。
静かに曲が流れる中、待っていると
調理の所作に伴って聞こえてくる様々な音から
ひしひしと一生懸命さが伝わってきました。

そうして最初に出てきたのは 茶碗蒸し

こういうお店なのね~と思わせる
おしゃれな水色のソーサーと四角いコーヒーカップ風の器の中に
出来立て熱々の茶わん蒸しが

白トリュフ入りと聞こえましたので
白トリュフはどこ?と探しながら、
綺麗な麩を口に運ぶと
美味しい~

具は最小限に卵液のおだしを味わう感じかな
何んともお上品なこと
こんな風に少しずつ出てくるのかしら?
中に隠れていた小さな栗がほんわかと甘くて
いいあんばいです。
美味しかった。
白トリュフ入りではなく、白トリュフオイルだったようです。

次に出てきたのは
師走の三段弁当
ふたをとり、一段目、二段目、三段目と並べてみました。
思わず女性たちが声を上げそうなごちそう尽くし
彩り鮮やかに、ちょっとずつ沢山が拡がっていました。
和の中にピクルスやチーズ、クリームチーズなども織り交ぜられていて
色々な味わいが楽しめました。

紫米のご飯は 
三陸町で見てきた田んぼアートの紫米の稲穂を思い起こしました。
私には若干固めでしたがなかなかにおいしいです。
雑穀米や五穀米などはあまり好きではありませんが
それでもこちらは美味しくいただけました。

そうして
このお汁の素敵なこと!!
がごめの昆布汁
碗の中のたたずまいに思わず、うっとりしそうになりながら
お出しの効いた味わいも大変美味しゅうございました。

ワインがあるようなので
白ワインの方があうかしらとお伺いしてみると
当店のワインは甘めでして…とのこと
では、何が合うのかしら?
ビールはプレモルでしたが、ビール党ではない私
聴いたことのない、昆布焼酎というのがあったので
お伺いすると
残念ながらほんのちょっとしかなくてとのことで
お湯割りでいただこうと目論んでいましたが諦めました。
できれば、お食事にあった甘くないワインを置いていただけると嬉しいです。

それではとデザートの時にコーヒーをお願いしました。
クレームブリュレとフルーツのデザート
美味しくて、スプーンと焼き物の器ではがりがりとして
綺麗に はだけていただけなくて もどかしく
家にあるシリコーンのスプーンを持ってきたい気持ちになりました。

他のメニューもいつかまた いただいてみたいものです。
ぜひ女子会で利用したいお店だなあと思いました。











 











茶寮ここのカフェ / 東照宮駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5











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