桑山さんとの30分ほどの対談で、マリールイズさんのことを知った。
と思っていたが、エピソードは私の記憶に残っていた。
神がついていると思えるほどの幸運が重なって今日本にいること。
笑顔のとても素敵なルワンダ人
首都キガリの専門学校で洋裁の先生をしている時に
海外青年協力隊カウンターパートナーとして来日し
福島で10カ月ほど洋裁の研修を受けた。
帰国して間もなく内戦が勃発。
普通に生活していたのが急に街は騒がしくなり
停電し、日本のホームステイ先からの電話で
初めて内戦状態にあることを知ったと言う。
これには大変驚いた。
アフリカの中ほどにある小さなルワンダという国。
日本からは果てしなく遠い国のように思う。
それが、その国にいて何が起こったのかわからないのに
わずか10カ月いた日本からの電話で戦争を知ったとは・・・
そうして2歳と4歳と6歳の子どもを連れて
コンゴに逃れることを決意する
何カ月もかかっての逃避行
コンゴに入る直前に
ずっと会えなかった夫とも偶然に出会い難民キャンプへ
無事を福島の知り合いに知らせたいと書いた
ひらがなのメモが目に止まって
日本人医師の通訳になり12月には再来日を果たしたという。
なんと運の強い人
一昨年、日本に帰化し
永遠にルワンダを忘れないという思いを込めて
「トワリ」と姓を決めた。
永遠と瑠璃色の璃 素敵な漢字がきらりと光る
ルワンダの教育を考える会理事長として
故郷に学校を建設、
いのちの尊さ、教育の大切さを講演し全国を駆け巡っているという
震災と原発事故も体験し、避難所や仮設でボランティアもしているそうだ
彼女のエネルギーもたくましい
日本語はペラペラ、
突然に家族を失ったキャンプと被災地は同じ
自分の体験した苦労や思いはまず置いておいて
仮設を訪れルワンダカフェを開く
ルワンダのコーヒーや紅茶を入れてみんなで一緒に飲む
温かい飲み物で心もほぐれる
カラオケでは「翼を下さい」を歌うそうだ
難民キャンプにいて
福島の人から手紙をもらった時
世界が見守ってくれている、考えていてくれていると
とても励まされたという
日本の子どもたちは「ちゃんと宿題したか」「何やっているのか」と
言われてばかり、そうして怒られることも多い。
でも、子どもに「あなたに支えられて私は生きています」と
声をかけたことがありますか?
日本に着いた時に4人目の子どもを妊娠していたが
役所で手続きをするように言われたそうだ。
「まだ生まれていないのにどうして」と驚いたという
生まれる前から母子手帳を貰って
検診をきちんと受けて、
その都度、子どもの成長も書き入れて
そんな母子手帳のこと
子どもと話していますか?
生きていることをまず喜ぶ、あとはついてくる
人の命があって守られる
だから夢ができる
と流ちょうな日本語が続く
「つながっている」とここでもふと感じた。
私は親として、今の時代の人間として、何を伝えていけるだろうか
と思っていたが、エピソードは私の記憶に残っていた。
神がついていると思えるほどの幸運が重なって今日本にいること。
笑顔のとても素敵なルワンダ人
首都キガリの専門学校で洋裁の先生をしている時に
海外青年協力隊カウンターパートナーとして来日し
福島で10カ月ほど洋裁の研修を受けた。
帰国して間もなく内戦が勃発。
普通に生活していたのが急に街は騒がしくなり
停電し、日本のホームステイ先からの電話で
初めて内戦状態にあることを知ったと言う。
これには大変驚いた。
アフリカの中ほどにある小さなルワンダという国。
日本からは果てしなく遠い国のように思う。
それが、その国にいて何が起こったのかわからないのに
わずか10カ月いた日本からの電話で戦争を知ったとは・・・
そうして2歳と4歳と6歳の子どもを連れて
コンゴに逃れることを決意する
何カ月もかかっての逃避行
コンゴに入る直前に
ずっと会えなかった夫とも偶然に出会い難民キャンプへ
無事を福島の知り合いに知らせたいと書いた
ひらがなのメモが目に止まって
日本人医師の通訳になり12月には再来日を果たしたという。
なんと運の強い人
一昨年、日本に帰化し
永遠にルワンダを忘れないという思いを込めて
「トワリ」と姓を決めた。
永遠と瑠璃色の璃 素敵な漢字がきらりと光る
ルワンダの教育を考える会理事長として
故郷に学校を建設、
いのちの尊さ、教育の大切さを講演し全国を駆け巡っているという
震災と原発事故も体験し、避難所や仮設でボランティアもしているそうだ
彼女のエネルギーもたくましい
日本語はペラペラ、
突然に家族を失ったキャンプと被災地は同じ
自分の体験した苦労や思いはまず置いておいて
仮設を訪れルワンダカフェを開く
ルワンダのコーヒーや紅茶を入れてみんなで一緒に飲む
温かい飲み物で心もほぐれる
カラオケでは「翼を下さい」を歌うそうだ
難民キャンプにいて
福島の人から手紙をもらった時
世界が見守ってくれている、考えていてくれていると
とても励まされたという
日本の子どもたちは「ちゃんと宿題したか」「何やっているのか」と
言われてばかり、そうして怒られることも多い。
でも、子どもに「あなたに支えられて私は生きています」と
声をかけたことがありますか?
日本に着いた時に4人目の子どもを妊娠していたが
役所で手続きをするように言われたそうだ。
「まだ生まれていないのにどうして」と驚いたという
生まれる前から母子手帳を貰って
検診をきちんと受けて、
その都度、子どもの成長も書き入れて
そんな母子手帳のこと
子どもと話していますか?
生きていることをまず喜ぶ、あとはついてくる
人の命があって守られる
だから夢ができる
と流ちょうな日本語が続く
「つながっている」とここでもふと感じた。
私は親として、今の時代の人間として、何を伝えていけるだろうか