大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【滋賀】 仙禅寺

2009年04月13日 20時00分00秒 | 旅 - 滋賀県
12月13日(土)
当日の行程:(車) → 【笠置寺】【旧柳生藩家老屋敷】 → 【旧柳生藩陣屋跡】 → 【十兵衛杉】【仙禅寺】【良寛生誕250年 大和し美し 川端康成と安田靫彦(MIHO MUSEUM)】【紫香楽宮跡(甲賀寺跡)】

この日は、笠置寺の後にMIHO MUSEUMへ行くという計画だった。
笠置山を越えると柳生だと知り、予定に入っていなかった柳生に立ち寄り、それからMIHO MUSEUMへ向かう。
その途中でも、妙なものや気になるものに出くわしたら車を止める。


こちらの肉屋さんでは、猪や鹿の肉も扱っているらしい。
車で走っていて、いきなり猪の皮が目に入って驚いた。
「今の、なに?」と引き返して確認。
これを見た後で猪をいただくのはキツイかも。

しばらく行くと、仙禅寺があった。
こちらのお寺にも立ち寄る予定はなかった。
けれど、なんともいえぬ雰囲気があって、ここでもまた車を止める。


次のような説明があった。
「岩谷観音
 山号の岩谷山によって、普通岩谷観音と呼ばれている。
 仙禅寺は養老七年(723年・奈良時代)に創建され、山城鷲峰山寺の別院として僧坊五宇を有して栄えたといわれる。
 暦応(南北朝時代)、文明(戦国時代)2回の兵火にあい焼失し、その後岩上に小堂を構え、本尊十一面観音秘仏を安置している。観音堂の床下、右の3mあまりの巨岩には、三尊形式の磨崖仏が浮き彫りにされており、中央に高さ80cmの薬師如来座像が彫られ、左の脇像の下に「建長元年、巳酉十一月八日大施主……」と陰刻されている。
 鎌倉時代のものとしては、我国で二番目に古いものといわれ、昭和五十六年九月五日町指定文化財(彫刻)に指定された。」


床下の岩の磨崖仏。
写真では分かりにくい。
「建長元年……」の文字は薄くて確認できなかった。


近くでは、お茶の栽培が盛んに行われている。
朝宮茶というらしい。
嵯峨天皇の御代が岩谷山仙禅寺に茶の実を植えたのがはじまりだといわれる。

最新の画像もっと見る