大倉草紙

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【京都】 圓徳院

2008年11月08日 04時51分50秒 | 旅 - 京都府
7月20日(日)
当日の行程:(阪急電鉄・烏丸駅)…(自転車) → 【建仁寺】【圓徳院】【高台寺】【八坂神社】【平安神宮】【無鄰菴】【吉田神社】


   
                  正門

圓徳院は、高台寺の塔頭であり、ねねの終焉の地。
秀吉の没後、ねねは「高台院」の号を勅賜されたのを機縁に、慶長10年(1605)高台寺の建立を発願し、秀吉との思い出の残る伏見城の化粧御殿と前庭をこの地に移築した。
ねねは終生この地を愛し、亡くなるまで19年間を圓徳院で過ごしたという。


   
              秀吉公好み手水鉢

秀吉が、西尾家に世話になったお礼として贈った手水鉢。
西尾家は、今川義元の親戚筋。


圓徳院では、実に見事な襖絵が数多く目にすることができる。

   
                長谷川等伯筆


          
   
              「雪月花」・志村正筆 


          
             「幽霊図」・円山応挙筆 

訪れたときは、百鬼夜行展が開かれていて、「百鬼夜行絵巻」も展示されていた。
応挙の「幽霊図」は、おどろおどろしい。


   
              北庭(国名勝指定)

前述の通り、伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもの。
賢庭作で、後に小堀遠洲が手を加えたのだという。
新緑の季節も良いが、紅葉の季節も美しいことだろう。

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