大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【奈良】 室生寺・長谷寺

2008年05月19日 21時49分57秒 | 旅 - 奈良県
5月17日(土)
当日の行程:(近鉄橿原神宮前駅) → 【飛鳥資料館】 → 【甘樫丘】 → 【飛鳥寺】 → 【入鹿の首塚】 → 【伝板蓋宮跡】 → 【石舞台古墳】 → 【橘寺】 → 【天武・持統天皇陵】 → 【高松塚壁画館】 → 【文武天皇陵】 → (近鉄飛鳥駅) → (近鉄室生口大野駅) → 【室生寺】 → (タクシー) → 【長谷寺】 → (近鉄長谷寺駅)→(近鉄八木西口駅) → 【今井町】


【室生寺】

室生の地で、東宮・山部親王(のちの桓武天皇)の病気平癒の祈願がなされ、効果があったことから勅命によってつくられたのが室生寺。
女人禁制である高野山に対し、女性の参詣が許されていることから、「女人高野」ともいわれる。

       
       室生寺の御朱印                太鼓橋
                              ここを渡ると表門がある

       
           表門                      赤門

   
           鎧坂

   
                 金堂(国宝)

       
                       五重塔

五重塔(国宝)は平成10年の台風で被害を蒙り、2年後の平成12年に修復したそうだ。


室生寺参道にある回転焼き屋に立ち寄る。
ヨモギの入った回転焼きは、見た目もさわやかで美しく、ヨモギの香りがして美味しい。
次のバスを待つと長谷寺の参詣時間に間に合わないので、回転焼き屋でタクシーを呼んでもらう。



【長谷寺】

朱鳥元年(686)、道明上人が、天武天皇のために銅板法華説相図を西の岡に安置し、のち神亀四年(727)徳道上人が、聖武天皇の勅により、東の岡に十一面観世音菩薩を祀り、成立したという。
花の寺として知られているが、牡丹や石楠花が散ったばかりだったのは残念。

       
      仁王門(重要文化財)            登廊(重要文化財)

   
          二もとの杉

   
              二もとの杉の解説

       
     藤原定家の塚と俊成の碑            紀貫之故里の梅
                                  人はいさ
                                   心も知らず故里の
                                   花ぞ 昔の
                                   香に にほひける
                                     (古今集)

       
         一茶の句碑                鐘楼(重要文化財)

       
        本堂(国宝)。右側は本堂遠景。
        本堂の中の十一面観世音菩薩は、その丈10m余り。
        圧倒される。

       
           五重塔                   一切経堂

   
        長谷寺の御朱印

  
             長谷寺のてぬぐい


じつに美しいお寺だった。
帰りは参道を通り、長谷寺駅へ。
途中、小腹が空いたので塩豆を買う。
駅までは歩いて20分ほど。
落ち着いた町並みで気持ち良く、あっという間に着いた。