奥揖斐山荘

奥揖斐の山、揖斐の伝統文化や料理など紹介

サンノーの高 1213

2019-12-14 05:54:45 | 山登り
サンノーの高 1106.6m 1/2.5万地図[上ヶ瀬]
2019年12月13日(金)2人 注:最後の「お詫び1」も読んでください

行程 6:50揖斐N氏宅→ 8:30三尾谷登山口発→ 9:29鉄塔→ 10:48山頂11:20→ 12:00鉄塔→ 12:51→ 武芸川温泉

 この山の三角点名は、「三尾山」、国土地理院地図の1/20万地図[岐阜]、1/2.5万地図には山名は載っていないが標高(二等三角点だから?)は載っている。私が持っている本では「美濃の山」第二巻(OSK編)、「百山百渓」(H和美さんの記録)にこの山が紹介されている
 今回、OSK美濃百山をやっているNさんから登らないかと誘われた。以前、山の東側(関市の板取川松洞谷)から登ったが、西側(山県市三尾谷)から登るというので参加した

 8:37 急登のあと尾根に出る

 8:56 植林の中へ
 尾根に取り付くまでは20分くらいの急登、尾根に出ると尾根の右側(東側)は植林、左側が原生林(ヤブ)の間の尾根沿いを登る。途中、東に曲がるところ、北へ登るところが帰り間違いやすいと思い、赤布をつける。標高700mを過ぎたところから以外と快適な登山道、が、山頂手前でヤブが現れる

 10:43 山頂手前のヤブ

 10:48 二等三角点
 山頂で手早く食事をし、早々に下山

 11:38 急斜面を滑らないよう降る
 下り、斜面で2度ほど滑って転ぶ。降っていくと案の定、西に曲がるところ、南西に降りるところで思わず尾根をまっすぐに行きかけた。行きにつけた目印の赤布に感謝。そうこうするうちに鉄塔に出、今登った三尾山の写真を撮る

 12:04 三尾山
 下山して林道に出ると、もう来ることはないと思ったが、登山道のイメージをしっかり頭に入れて、車🚙へと戻った

 12:51 写真の右上の尾根を左(北東)へ登った



今日の反省など
・赤布は必要と再確認
・下りで尾根から少し逸れ、ヤブに入りかけたが、GPSですぐに修正
・下り、植林帯とヤブ山の植林側ギリギリを歩き、意外と容易く降りれた
・思ったより優しいでした(登り2:18、下り1:31)

お詫び1
スズランは毒成分が多い
 1204コメントの回答で、辞書を読む限り毒草ではなさそうです、と書きましたが、夢水さんから12/10メールがあり、以下のコメントと図鑑の写しを頂きました
「ブログのスズランの件ですが。
 コメントを読まない人が、素人判断で煎じて飲むかもしれないですね。ブログの文章は早急に編集お願いします。間違った情報(デマ)を宣伝していることになります。」

 以上、間違いのないよう、宜しくお願い致します

お詫び2
 1209の高屋山の記事で、中越山は “聞いたことがない” と書きましたが、矢代先生の「奥美濃のヤブ山(まつお出版)」P46に、冬に登った記事がありました。中越山さん、失礼しました

おまけ(番外)
 写真展が好きで、先月末と今月12日に名古屋に行った。昼めしはいつも行く名駅地下で、とっても美味しい名古屋コーチンの親子丼を食べました。一度ご賞味あれ

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高屋山 1209

2019-12-09 21:05:20 | 山登り
高屋山 1136.1m 1/2.5万地図[能郷]
2019年12月9日(月)3人

行程 8:20越波旧集落広場→8:30登山口→ 11:49山頂12:32→ 15:18登山口→ 温泉  

 折越峠が12/13に通行止めになるというので、その先にある高屋山に誘われた。この山は「ぎふ百山」ではNo29、某美濃百山ではB級のNo17の山で、本巣市観光協会発行「本巣の山」の「本巣の名山7座」には入っていないが、「まだまだある名山」14座では「やや難」の山で紹介されている
 その解説を借りると「越波集落のはずれから登る。踏み跡はあるが樹林帯の倒木が多く煩わしい」とある。ちなみに新日本山岳誌では1203舟伏山は登場するが1206北山、今日の高屋山は載っていない

 本巣の名山=1文珠山 2大茂山 3倉見山 4岩岳 5大白木山 6雷倉 7能郷白山の7座が載ってる

 8:30登山開始、谷から山に入るといきなり急登、尾根をしばらく登ると解説どおり台風による倒木とその枝を払った樹木が一面に散らばっている。それを乗り越え、乗り越え、植林帯を抜ける

 9:57 伐採した木枝が散らばっている

 西美濃では、東の横綱が屏風山、西の横綱が蕎麦粒山と何かに書いてあったよう、屏風は堂々たる東の横綱だ、格好いい

 10:14 後ろに屏風山が見えてきた


 11:50 やっとのことで山頂着、積雪3センチ?、ブナ林も素晴らしい


 12:11 チャンポンスープで味付け

 昼は熱々のうどん鍋を頂き、体があったまったところで下山開始、途中登りで付けた赤布を回収しながら登山口に無事到着した


 14:12 やりっぱなしの伐採(間伐?)


 15:18 登山口着 

☆ 登山口、登山道には赤布、黄色の布、赤いビニールテープなどがたくさん放置されていた。つけた人は、帰り、外してほしい。また目印にと登山道脇の木の枝がたくさん折られていた、それも残念

 今日の反省など
・ザイルはともかく240㎝シュリンゲは2本ほど必要だった(初心者が一人いた)
・急登では落石のおそれがあるので、行も帰りも3人は離れて歩いたらイケナイ(離れると落石のスピードが増すことになり危険)
・途中、シャリバテになった。鍋の材料に専念し、おやつを何も持っていなかった

おまけ
 本巣の山パンフで、「まだまだある名山」は
 1屏風山 2這星(蠅帽子嶺)3高屋山 4タンポ 5西台山 6魚金山 7宇津志山 8左門岳 9明神山 10中越山 11舟伏山 12日当山 13釜ヶ谷山 14船来山
 先の7座 + この14座を全部登っている人、私、尊敬します

おまけ2
 私は「中越山」って山、初めて聞きました、パンフ作成者のSさんと12/8に会い、いろいろ話を聞いたので来年3月に登ります、誰か付き合ってください(笑い)
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北山 1206

2019-12-07 07:39:31 | 山登り
北山 907.5m 1/2.5万地図 [下洞戸] 
2019年12月6日(火)3人

行程 7:49登山口→ 9:48沢沿いからの分岐→ 10:37三角点(食事)→ 12:06山頂→ 下山→ 14:02登山口

 北山の登山口は、板取川支流柿野川西洞谷にある。続岐阜100山ではNo36、大垣の某山の会美濃百山ではA級No24の山
 今日は、山を初めて2年目と4年目の(私から見た)ギャルを連れての読図登山。読図と言ってもヤマップOK、行きは2年目、帰りは4年目の人に先頭にたってもらった。結果は?


 8:03 登山開始早々台風による倒木で悪戦苦闘


 渡渉を繰り返し、登山道を探しながら登る


 写真は登山道の山側、手の付けれない荒れ放題の植林地

 倒木で登山道は遮断され、どこをどう通るか、どう渡るかの判断は先頭が決める


 9:18 沢沿いから山への向かう分岐に到着

 ここから倒木はなくなるが、濡れた落ち葉の上など滑りやすい


 10:37 三角点に到着、雪は昨夜降ったものか

 鉄塔を通り過ぎ、尾根沿いに歩くと山頂手前(南)の三角点に到着。昼ご飯はチャンポン、前回の舟伏山ではコンロの火力が弱かったので、今日は強いやつでつくる
 

 この山は三角点と山頂が離れているため、食後に山頂まで登り、記念写真撮って下山した

今日の反省など
・奥美濃の山は、“登山口を探したら半分登ったようなもの”というが、ヤマップを使えば簡単に登山口を探せた
・あまりにもの倒木に道は遮断され、どこをどう歩くかルートファイティングままならず、(後続に迷惑をかけてはいけないと)遠慮が先に走ったか、行きも帰りも先頭は途中交代した
・三角点から山頂まで登山道はなく、低木に雪が積もっているのを予測したのか、4年目ギャルはスパッツを、2年目ギャルは雨具下を着けていた(僕は何もつけず失敗)
・倒木がなくても、この山はA級~C級のA級の山ではないと思う(某山の会は、巡視路があるからA級にしたのかな)。僕は今回で3回登ったが、3回とも誰とも会わない寂しい山。1人登山なら倒木を見てすぐに引き返したでしょう

参考に
 舟伏山で紹介した写真のキノコは、「ヒラタケ」でした。夢水さんが教えてくれました
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天狗山初冠雪 & コメントの回答 1204

2019-12-04 19:24:43 | その他
2019年12月4日(水)

Ⅰ 天狗山、初冠雪の写真

 
 本日 8:21 R417の川尻橋手前から撮影しました。天狗山は、標高 1149.2m(1/2.5万地図は[美濃広瀬])、点名は川尻。川尻とは横山ダム建設で移転対象となった集落の地名でしょうか
 雪の季節は、親谷手前(揖斐川本川と親谷合流点南側)の中電巡視路の階段を利用して尾根に取り付き、登るとよいです、他に坂内の道の駅裏の尾根からも登れます(かんじき必要)


Ⅱ コメントの回答
 10/18に、私のブログ「この一冊1008」(北の山の栄光と悲劇、第10章「・・・未開の地に求めて」)に対し以下1のコメントがあり、以下2で11/12に回答したところ
 
1 スズラン
2019-10-18 09:04:46
 初版P268 「しかし牛は仔を産み、好物の青草や”スズラン”を腹一杯食べてどんどん大きくなり乳も出した。」 スズランは猛毒ですね。
復刻版では訂正されているのでしょうか?

2 再度図書館から本を借りて、調べて連絡します。少し時間をください。オーナーより

 ようやく各務原の図書館から揖斐図書館経由で本が届きました。結果、以下のとおりで「修正はなし」です


 修正版P282複写→ 多分初版と内容は同じでしょう

 私もスズランが毒草であるか気にかかり、もっている古い辞典で調べました


 ブルタニカ国際大百科事典1973年12月1日初版 3のP793

 この辞書を読む限り、毒草ではなさそうです
 他に、広辞苑第3版、岩波国語辞典第4版でも「全草を強心剤・利尿剤とし、また香水の原料とする。」とありました
コメント (2)
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舟伏山 1203

2019-12-04 06:20:18 | 山登り
舟伏山 1040.3m 1/2.5万地図[谷合]

2019年12月3日(火)
 行程 8:00登山口→ 10:15山頂11:00→ 13:10 🚙温泉→ 自宅

 天気予報は晴、11/18~19に門入カワウソ穴に行って以来の久々の山歩き、登山口に到着すると小雨、山県市の山奥(神崎)は揖斐郡の山奥(藤橋東杉原etc)と同じくこの季節はしぐれる(冬の気候は福井県の嶺南・嶺北地方)のだ。雨具上下をまとい出発


 8:35 西ルートから登る


 9:03 窯跡、阿弥陀仏があるところ通過


 9:35 登山道は落葉で隠れ、雨で濡れた葉は滑りやすい


 9:45 小舟伏山手前でしぐれが小雪まじりに


 10:09 倒木に雪が積もっている


 10:15 山頂着、舟伏山は山県市名山めぐりの山と書いてある

 小舟伏山の稜線に出ると風が強くなり、小雪が舞っている。舟伏山頂ではさらに着込んで、焼きそばを作り出すが手がかじかんでお箸が使えない、二本のお箸を握って(一本箸のように)そばを食べた
 熱いスープを飲んで、早々に下山。早く車に戻りたいので帰りも西コースを使った


 11:02 山頂からの展望はゼロ


 12:43 帰り道、誰も採らないキノコ、きっと食えないのだろう

 今日の反省など
・手を温めるホカロンを次回から用意
・ネックウォーマー、毛糸の手袋、ニット帽を持ってきたのは正解、次回はオーバー手袋も必要
・焼きそばを作るには今日のコンロでは火力が小さい
・この季節、登山口で雨だったら、帰るべき


 10:36 小雪まじりの山頂、焼きそばつくるが手が凍ってお箸も持てない


 材料は先月、富士宮市内で買ってきたもの

 舟伏山、岐阜県山県市(旧美山町)と本巣市根尾にまたがる。東コースにある「さくら峠」は、山県市神崎と本巣市根尾松田を結ぶ交通路ったという
コメント (1)
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