いいもの見ぃ~つけた!

「いいもの」は探せばいっぱいあります。独断と偏見による個人的「いいもの」情報発信所です。

<祝!>ご結婚おめでとうございます!ガッキー&星野源

2021-05-20 08:35:00 | 芸能人

 突然飛び込んできた芸能人の結婚。

 といいつつ、以前から少し噂はあったが・・・

 

 テレビドラマの延長線上の「結婚」。

昭和の頃には「共演をきっかけ」にという話はよくあったが、令和の時代にまで続いているとは。

 

 「星野源」

 今では「俳優」としても名をあげているが、私が最初に知ったのは「SAKEROCK」。インストバンドだけにそれほど知名度は高くなかったか?w

 なにせこのバンドには「ハマケンこと浜野謙太」もいたしw

 ソロで活躍し始めた頃に患った「くも膜下出血」は大丈夫なのか?とちと心配。結婚を機にケアがちゃんとできればいいのだが・・・

 

 ガッキー・ロスも発生しているらしいw

 星野源・ロスはないのか?w

 

 それにしても、本当におめでとうございます。お幸せに。

 

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<苺> なつみずき

2021-05-20 08:13:58 | 食品

 「なつみずき-夏瑞」

■なつみずき/夏瑞とは?

 
●「なつみずき」「夏瑞」は商標で、正式品種名は「ペチカほのか」
「なつみずき」「夏瑞」は2016年4月に登録された商標名で、正式な品種名は「ペチカほのか」です。この品種は「ペチカ」と同じく株式会社ホーブが育成した夏秋収穫用の四季成りイチゴで、2014(平成26)年に登録出願、翌年に出願公表されています。

一般には品種名ではなく商標名で流通されるようなので、ここでは以下「なつみずき」としています。

●なつみずき/夏瑞の特徴
今回入手したなつみずきは北海道産のものです。

果実はやや大粒で円錐形。表面は全体に明るい橙赤色に色付き、持った感じはやや硬くしっかりとしています。

中の果肉は白く、中心部の空洞はわずかです。

甘い香りが強く、食べてみた食味は酸味が思ったほどなく甘味が勝っています。ただ、全体的には味が薄く感じられました。

収穫の初期には一粒40~50gを超える大粒のものが採れるようで、こうしたものを「夏瑞」として出荷、それ以外のものは「なつみずき」とされるようです。

●主な産地
2016(平成28)年より北海道で生産出荷が始まったばかりだそうで、今後各地へ紹介されて広がっていくようです。

*https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Strawberry-Natumizuki.html より

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<言 葉> 夏の言葉 入梅

2021-05-20 07:59:15 | 言葉

 「入梅」

 今年は「梅雨入り」も早い傾向に。

 「入梅」とは、梅雨に入ること。梅雨に入る時期は地域ごとに異なりますが、立春から数えて135日目(毎年6月11日ごろ)を「入梅」といい、暦の上ではこの日から梅雨に入ります。これを雑節といいますが、梅雨入りの時期が農作業に大きく影響したので、入梅は重要な目安だったのです。

*https://allabout.co.jp/gm/gc/220711/ より

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<現役ミュージシャン> 意外な年齢のミュージシャンたち-ロブ・ハルフォード

2021-05-20 07:38:32 | MUSIC

 「ロブ・ハルフォード」

  1951年8月25日生まれの69歳

 

 HALFORD。この名前はご存知のはずだ。ヘヴィ・メタルに少しでも興味がある人ならロブ・ハルフォードと聞いただけでゾクゾクしてしまうに違いない。メタル・シーンの最強バンドの一つ、ジューダス・プリーストのフロントマンだったあのカリスマ性溢れる熱唱型スターの名前なのだから。そして、ジューダス・プリーストという名前を聞いただけで、メタル・ファンのハートの中には衝撃的な期待感が溢れてしまうだろう。

 我々が愛してやまない音楽史にハルフォードが築き上げた比類なき実績を再確認するだけで、思わずテニス・ラケットを手に金魚鉢を狙い、彼のトレードマークとも言える叫び声で『Screaming For Vengence』を歌いたくなってしまうのではないだろうか?

 そう、彼は夢そのもの、伝統の担い手なのだ。

 そして今、彼はミレニアムの音楽に立ち向かい新しい時代にチャレンジすべく、再び力強く立ち上がった。プリースト脱退後、ファイトやトゥのアルバムをリリースしたハルフォードが彼が最初に愛した音楽ヘヴィ・メタルの世界へ戻って来たのだ。

 彼の新しいバンドの名前はハルフォード。ギタリスト、マイク・クラシアックとパトリック・ラクマン、ベーシスト、レイ・リーンドー、ドラマー、ボビー・ジャーゾンベック、という最高級のメンバーをリクルートした彼は、再びメタル界の頂点へと返り咲くことだろう。

 前述のファイト、トゥで実験的なことを試みた後、ハルフォードは彼自身が熟知している愛する音楽のまっただ中へと帰って来たのである。

 「レコーディングしたアルバムは『Resurrection(復活)』と名付けた。僕にとっての黄金時代の再来だ。このアルバムは僕が得意とすること全ての集大成だから、自信を持ってる。」と、本人が熱意を持って語っている。「エネルギーとパワーが溢れていて、必要な要素を全て備えている作品だ。素晴らしいメタル・アルバムだと確信してるよ。」

 「ちょっと休憩した後にやる気が出てきた、っていうことだね。自分が信じるもの全てを含有するアルバムを作るしかないって悟ったんだ。でも、このプロジェクトとプリーストの間にやったことは後悔してない。あの過程を踏んだからこそ今に到れたわけだから。」

 『Resurrection』でロブ・ハルフォードと彼の仲間は、ブルース・ディキンソンの著名な新作に深く関わったプロデューサー、ロイ・Zと仕事をし、ディキンソンもこのプロジェクトで一役買うことになった。

 「プリ・プロダクションの段階でブルースがロイに進行状況を尋ねたんだけど、その時ロイが初期のヴァージョンの『Locked&Loaded』を彼に聞かせたら、彼がこの曲を気に入ってマネージャーのロッド・スモールウッドに電話した。それで僕たちのマネージメントがサンクチュアリーになったんだ。」

 しかし、メタル史を支える偉大なヴォーカリスト2人の仲はビジネスの域を超え、ハルフォードとディキンソンは『The One You Love To Hate』でデュエットもしている。

 「ある日2人でこの曲の歌詞を考えていたんだけど、本当に自然発生的に即座に共演することになったんだよ。全然予定してたわけじゃなくてね。ブルースみたいな人材と共演できるなんてとてもスリリングだった。彼も僕と同じでブリティッシュ・メタルの偉大な伝統を背負ってる人間だからね。」

 このアルバム、そしてバンドとハルフォードの全てを物語る代表曲は、やはりタイトル・カットだろう。この曲はアルバムのオープニングを飾るだけではなく、ハルフォードの哲学を雄弁に主張してくれる作品である。

 「このアルバムにはパーソナルな部分もたくさん反映されている。」と、ハルフォードは語る。「歌詞の面では、最近の僕の音楽的変遷の様子が表されている。でもタイトル自体は僕の今の気持ちが反映されたものだ。僕にとって、このアルバムの曲もパフォーマンスも復活そのものだからね。メタル・ファンの多くが僕が彼らを裏切ったんじゃないかって思ってたわけだけど、僕は絶対にそんなことはしないさ。このアルバムが僕の答えだ。って言うより、メタルの世界から長い間離れていたことによって、メタルをやりたいと思う欲望や情熱がかえって強まったっていうことなんだ。」

 一個人として、そしてバンドとしてのハルフォードにとって、『Resurrection』は固い決意を表す作品だ。ヘヴィ・メタルの伝説を形作る人材の一人が古巣に舞い戻り、再び大活躍をしてくれるなんて、素晴らしい限りである。

 「今の僕はエネルギーとやる気がありあまってる。この先数年の間、やりたいことがいっぱいある。このアルバムこのバンドがとっても気に入ってるんだよ。」と、ハルフォード。「早くツアーに出て世界中のメタル・フリークたちの前で僕たちの実力を披露したい。」

 これは現実だ。肌で感じてほしい。ロブ・ハルフォードがみんなを圧倒してしまうほどの威力を再び発揮してくれたのだ。『Resurrection』はニュー・ミレニアムのヘヴィ・メタルか?いや、違う。この作品は時を超越した掛け値なしの貴重なヘヴィ・メタル・ミュージックなのである。

*http://www.jvcmusic.co.jp/halford/profile/band/index.html より

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<日本酒> 京都 月桂冠/月桂冠昭和蔵

2021-05-20 07:32:08 | 日本酒

 【平成30酒造年度全国新酒鑑評会 金賞銘柄一覧(大阪国税局)】
 〈京都〉 月桂冠/月桂冠昭和蔵

 月桂冠の酒造技術の結晶、出品全4蔵が3年連続パーフェクト受賞!
 令和元年、全国新酒鑑評会で最高位の「金賞」
 月桂冠「金賞受賞酒 純米大吟醸」を数量限定発売
 月桂冠公式オンラインショップで先行販売 2019年11月25日

 

 月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、今年の全国新酒鑑評会で「金賞」を受賞した「金賞受賞酒 純米大吟醸」(720mLびん)を、月桂冠直営のインターネットショッピングサイト「月桂冠オンラインショップ 本店」で2019年11月25日から100本限定で先行販売します。
 月桂冠からは、「大手一号蔵」「大手二号蔵」「内蔵」「昭和蔵」の計4蔵を同鑑評会に出品、その全てが「金賞」を受賞しました(「大手二号蔵」は「純米大吟醸」の規格で出品し当該の商品化、他3蔵は「大吟醸」で出品)。4蔵全てのパーフェクト受賞は、一昨年、昨年に続き3年連続となります。

 ●味わい・特長
 純米らしく飲みごたえがありながらも、すっきりとしたふくらみのある味わいが特長です。酒造好適米「山田錦」を精米歩合35%(玄米の65%分を削り取る)まで磨き、米の中心部を使って、低温でじっくり発酵させるなど、当社が培ってきた高度な酒造技術を駆使して丁寧に醸造しました。

 ●パッケージ
 注ぎ口が細く伸びるようにデザインされた赤色の鶴首壜に詰め、専用の化粧箱にセットしました。職人が1本ずつ丁寧に作り上げた、手作りのガラスびんです。
 商品概要
 商品名:金賞受賞酒 純米大吟醸
 容量・容器:720mLびん
 参考小売価格:10,000円(消費税別)
 原料米:酒造好適米・山田錦(精米歩合35%=玄米の65%分を削り取る)
 酒質:純米大吟醸酒
 アルコール分:16度以上17度未満
 テイスト:甘辛=やや甘口、濃淡=やや淡麗
 発売日:2019年11月25日
 販売形態:「月桂冠オンラインショップ 本店」
 限定本数:100本

 ※限定生産430本のうち100本を、「月桂冠オンラインショップ」で先行販売するものです。ほか、月桂冠大倉記念館(京都市伏見区)や空港免税店などでも数量限定で順次販売します。

 「月桂冠オンラインショップ 本店」はこちら > https://www.gekkeikan-shop.jp/

 全国新酒鑑評会と月桂冠
 全国新酒鑑評会(独立行政法人酒類総合研究所と日本酒造組合中央会との共催)は、その年の新酒の出来栄えを競うコンテストで、1911年以来の伝統があり今日まで続いています。令和になって初めてとなる、今年5月に開催された同鑑評会では、全国の蔵元から857点の新酒が出品され、酒類総合研究所の技官など専門家らのきき酒や科学分析による審査を経て、入賞酒の中で特に優秀と認められた237点に「金賞」が授与されました。
 月桂冠はこれまで、1911年に開催された第1回の鑑評会で第1位になり、1929年(第19回)には1位、2位、3位を独占しました(現在の鑑評会では順位の審査は行われていません)。近年では、1981年以来出品を続けており、月桂冠ではその間に延べ132蔵が金賞を受賞しました。全国新酒鑑評会出品のための酒造りに取り組む中で、常に、酒造りの基本を見直すと共に、試行錯誤しながら培ってきた高度な酒造技術の蓄積は、月桂冠全体の酒質レベルを向上させるものとなっています。

*https://www.gekkeikan.co.jp/company/news/detail/100/ より

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<伝統野菜> 岩手 岩手山梨

2021-05-20 07:23:30 | 伝統野菜

 「岩手山梨-いわてやまなし」
 【生産地】岩手県北上山系

 【形状】香りのいい小さな梨。大きさが3cmから大きくても8cmほどで、一般的な梨と比べるとかなり小さい。表面には赤梨特有のコルク果点が一面に見られ、色も褐色がかった緑。

 【食味】しゃりっとした食感と歯ざわり。甘みや果汁も少なめ。実が小さいため、食べる分が少なく、芯の酸味が強い。

 【来歴】岩手県を中心とした北上山系に自生し、「ミチノクナシ」とも呼ばれている。純粋な「イワテヤマナシ」は減少し、絶滅危惧種に指定されたほどだが、近年、栽培化に向けた取り組みが始まっている。北東北は昭和初期まで飢饉が多発しており長期保存が可能な梨が救荒作物として利用されていた。収穫した梨を保存し、冬から春にかけて食す。

 2007年の環境省レッドリストで絶滅危惧IA類に指定されているミチノクナシの個体の多くは、古い時代に帰化したと推定されるニホンナシと交雑していることが神戸大学の研究によってわかっている。

 <参考>農研機構 https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/fruit/013042.html

 【収穫時期】晩生の梨を秋から初冬(霜が降りた後)に収穫する。

*https://tradveggie.or.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%BC%9D%E7%B5%B1%E9%87%8E%E8%8F%9C%EF%BC%8D%E5%B2%A9%E6%89%8B/#i-20 より

 

 岩手県を中心とした東北地方におけるイワテヤマナシ
 未開発植物資源の探索と保存

 分子的手法によるナシの識別と進化学的研究
 日本には野生のナシ(梨)があることをご存じでしょうか?大正、昭和初期に行われた国内の梨の探索ではニホンヤマナシ、イワテヤマナシ(=ミチノクナシ)、アオナシ、マメナシの存在が確認されています。現在の栽培ナシは大陸から渡来したとする説と日本固有であるとする説がありますがいまだ明らかになっていません。東北地方を中心に分布する宮沢賢治の”やまなし”でも有名なイワテヤマナシは芳香性の果実を持ち、イワテヤマナシ由来の在来種(衣通姫、金光寺、岩手無核など)が存在していたことが知られています。アオナシは富士山麓を中心に長野県や山梨県に分布し、果実が熟しても黄緑色で、過去に栽培の歴史もあったようです。マメナシは果実が1cm 程で小さく食べられませんが、現在は栽培ナシの台木として利用されています。マメナシは愛知県、三重県に群落が見つかっており、国の天然記念物に指定されています。近年、これらの野生、半野生状態のナシ属植物はほとんど利用されなくなり、また開発により急速に個体数が減少しています。私たちはこれらのナシは日本のみならず人類にとって貴重な財産(遺伝資源)だと考えており、当センターでの維持、保存事業をはじめています。
 これまでにイワテヤマナシの生息域である東北地方でのナシ属植物の分布調査を岩手県、秋田県、青森県の全市町村でおこない1500本を超える木を確認しました。特に北上山系の早池峰山以北に分布していました。聞き取り調査から30種類を超える地方名、在来種があることが分かりました。
 九戸村頭無地区では幹周393 cmという巨木も見つかり,、調査をきっかけに天然記念物として指定されました (片山、植松、遺伝2004年9月植物遺伝資源特集号p55-62)。

*http://www2.kobe-u.ac.jp/~hkata/kenkyunaiyoNashi.htm より

 

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<漢字検定> 1級 読み 84.回答 85.出題

2021-05-20 07:08:03 | 漢字検定

 前回の回答

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 

 問1 駁撃 -ばくげき-他人の言論・所説を非難・攻撃すること。

 

 問2 剽悍  -慓悍-ひょうかん-すばやい上に、荒々しく強いこと。また、そのさま。

 

 問3 奢靡 -しゃび-身のほどを過ぎたぜいたく。

 

 問4 燧火  -すいか-
 1 火打ち石を打ち合わせて出す火。打ち火。切り火。

 2 敵の襲撃や危急を知らせるために打ち上げる火。のろし。烽火 (ほうか) 。

 

 問5 褻言 -せつげん-みだらでけがらわしい言葉。下品でなれなれしい言葉。

 

 今回の出題

 

 次の漢字(熟語)の読みを答えてください。

 

 問1 嘲弄  

 

 問2 夭逝  

 

 問3 菲才  

 

 問4 謬見  

 

 問5 蛹化

 

 

 *漢字検定Web問題集 HP より

 *goo辞書 より

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<経産大臣指定伝統的工芸品> 愛知 名古屋仏壇

2021-05-20 07:02:45 | 経済産業大臣指定伝統的工芸品

 「名古屋仏壇」

 Description / 特徴・産地

 名古屋仏壇とは?
 名古屋仏壇(なごやぶつだん)は、愛知県名古屋市周辺で作られている仏壇です。原材料にはヒノキ、ケヤキ、ビャクダンなど、高級な材質の木材を使用しています。
 名古屋仏壇の特徴は、台の部分が高く「みつまくり(台の前にある3枚の持ち上げ式扉)」を備えており、宮殿御坊造(くうでんおぼうつくり)という豪華絢爛な構造を持つことです。
 その昔は木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)がたびたび氾濫していたため、水害から仏壇を守るために、台は高く作られるようになりました。台の中に仏具をしまうための収納があったり、「組木ほぞ組み」という釘を使わない組み立て式構造なので、分解・組み立てがしやすく、補修や「お洗濯」というお手入れも簡単に行えるという合理性も兼ね備えています。
 名古屋仏壇の製造工程には、木地師(きじし)、荘厳師(しょうぐんし)、彫刻師、塗り師、蒔絵師(まきえし)、外金物師、内金物師、箔置き師の「八職」と呼ばれる職人がそれぞれ分業しており、職人全ての技術が揃わないと完成には至りません。これらの技術が造り出す仏壇は、「大きさ」+「木地型」+「宗派」+「造り」+「仕上」で組み合わされることから、数えきれないほど多種多様な型が存在しています。

 History / 歴史
 良質な資源を輩出する木曽地域に近い名古屋周辺は、かつて木材の集散地であり、仏壇製作に使用する材料を容易に調達できました。また、彫刻や漆塗りなどの仏壇に欠かせない高度な技術を持つ職人たち(神社仏閣の建築に携わる宮大工や寺大工)が多く存在していたことや檀家制度の確立が、名古屋仏壇を大きく発展させる礎であると言われています。
 1695年(元禄8年)、高木仁右衛門が「ひろや」という仏壇専門店を創業したことから名古屋仏壇は始まります。その後、尾張藩が仏壇業者たちを保護し、「株仲間」が組織されると、その技術は確固たるものと成長していき、住吉町(現・名古屋市中区栄三丁目)、七間町(現・名古屋市中区丸の内三丁目、錦三丁目)周辺を中心に仏壇製作は盛んになりました。
 幕末には下級武士の内職として広まるなど、様々な時代の変化とともに技術は育まれていきます。
 1976年(昭和51年)に、名古屋仏壇は国の伝統的工芸品として経済産業省から指定されました。現在では名古屋市中区門前町、橘町周辺を中心として二百数十以上の仏壇・仏具専門業者が存在し、業界では日本一の密集地と言われています。

*https://kogeijapan.com/locale/ja_JP/nagoyabutsudan/ より

 

 「極楽浄土」の金を貼る
 名古屋仏壇の特徴は、台が高い、「みつまくり」と呼ばれる持ち上げ式の扉を台の前面に備えている、金箔を多用し豪華な作りになっている、などの点である。世帯数に占める仏壇普及率が全国平均の40パーセントを10ポイント近くも上回るといわれる名古屋で長年箔押師(はくおしし・漆塗りした上に金箔を貼り付ける専門職)の仕事を続けてきた丹羽進さんにお話を伺った。

 
 仏壇通りに並ぶ金仏壇
 名古屋の大須観音の南に門前町通という通りがある。大須から東別院方面に向かう商店街で、大小の仏壇仏具店数十軒が並ぶ「仏壇通り」だ。ショーウィンドーの中の名古屋仏壇は、大きく豪華で目を引くものばかりだが、特に目立つのは金箔が多用されていることで、これはこの地方で7割を占める浄土真宗大谷派(東別院)の仏壇の特徴だという。 今、主に出るのは高さ170センチ、幅66センチ、奥行き53センチ程度の20号と呼ばれるもので、そう大きくはないというが、都市化が進んだ名古屋にあってなお、このサイズの仏壇が売れるのだからすごい。

 金箔の厚さは千分の一ミリ
 丹羽進さんは祖父の代から続く箔押師の家に生まれ、19歳の時から50年以上この仕事を続けている。「簡単そうに見えるでしょう。でも、案外難しいんですよ。」と、丹羽さん。薄い紙にはさまれた金箔を箔箸という専用の箸ですっと取り、漆を塗った板に次々と貼り付けていく。これらは仏壇の扉の内側やご本尊の奥の壁などになる部分だ。すっ、すっ、と全面貼り付けると、竹棒に綿をくくりつけたもので金箔と金箔の継ぎ目の余分なところを払い落とす。地域の小学校の特別授業や伝統工芸品フェアなどで実演すると大人気だそうだが、希望者にやらせてみるとうまくいかない。厚さ千分の一ミリという金箔を箸でつまむことすらなかなかできない。手につけてくしゃくしゃにしてしまう。安いものではないだけに丹羽さんもはじめは苦労したという。


 気候・天候で変わる条件
 けれども、本当に大変なのは、箔押が気候や天候によって全く条件が変わってくる点だ。「風があるとだめなんですよ。」とおっしゃるので、飛んでしまうのかと思ったら違った。金箔を貼るために塗る押漆という漆が、風があるとなかなか乾燥しないのだそうだ。乾燥に時間がかかりすぎると金が変色して青っぽくなってしまう。風の強い春先が特に危険なのだという。また、梅雨時には湿気が多くて漆が乾きすぎる。乾いてしまうと金箔がつかないので、室の中で板で囲ったりする。真冬の雪が降るような時には乾燥するので、一升もの酒を吹きつけた板を立て、アルコールの蒸発で湿気を調節することもあったという。「今はエアコンがあるからずいぶん楽になりましたよ。親父の頃は扇風機すらかけられなかった。」


 仏壇は位牌を入れる箱ではない
 それでも湿気の調節は微妙で難しい。「死ぬまで修業です。」と丹羽さんはおっしゃる。けれども、昨今の不景気で 仏壇の売り上げは大幅に減った。さらに最近は、全国的な流れとして金箔や蒔絵を使わない仏壇が増えてきている。「現代仏壇」とか「家具調」といわれるもので、東京を中心に、紫檀や黒檀を使ったシンプルで小型のものが好まれるようになってきた。名古屋では従来の金仏壇が主流というが、大きく豪華なものは少しずつ減ってきた。海外からの安い輸入品も入ってくるようになった。「人数が減っちゃって、曲がり角が来たかなあ、と思う時もあります。」それでも、 名古屋仏壇組合には八職合わせて30人の若手職人がいる。 今36歳の丹羽さんの息子さんもその一人だ。「日本人はね、ある程度歳がいくと仏壇を見直すんです。他力本願かもしれないけれど、仏壇は廃れないと思います。」仏壇は位牌を入れておく箱ではなく、その家のご先祖を安置する「ミニ寺院」で、 仏壇の金色は極楽浄土を表すのだという話を伺った。


 職人プロフィール

 丹羽進 (にわ・すすむ)

 昭和5(1930)年生まれ。
 祖父の代から続く箔押師の家に生まれ、19歳でこの仕事をはじめる。
 八職からなる名古屋仏壇伝統工芸士会会長。
 息子さんも箔押師。


 こぼれ話

 仏壇供養祭

 仏壇は古くなったら「洗い」に出して、最低100年は使えるといわれています。けれどもさまざまな理由で仏壇を処分しなければならないとき、その処分方法には困ります。仏壇供養祭は、長年その役目を果たしてきた仏壇に感謝し、供養して処分するもので、昭和59(1984)年から毎年3/27に大須観音を会場に行われてきました。3/27は「日本書紀」によると、白鳳14(685)年のこの日、天武天皇が諸国に詔を出し、家ごとに仏舎・仏壇を安置して礼拝供養することを命じた日とされています。大須・万松寺から商店街を担がれて大須観音まで到着した仏壇は、住職による読教のあと、解体されて焼却されます。毎年30~40本の仏壇がここで供養・処分されています。

*https://kougeihin.jp/craft/0808/ より

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