決算委員会各分科会は、今日が最終日。
所属する第2分科会では、昨日に引き続く経済部と、
教育委員会所管審査がおこなわれました。
今日の出番はなく、明日の総括質疑も同僚議員が務めることになっているため、
いわゆる失業状態..?
なので、あとは同僚議員のバックアップに回ります。。
昨日の質疑時の写真を事務局からいただきましたので、
質疑内容と併せて掲載します。
農政部では、「食品ロス削減」について取り上げました。
昨年、道では食品ロス削減推進計画を策定し、取組を進めており、
その中では「フードバンクとの連携強化を図る」としています。
しかし、子ども食堂や災害時の避難所への未利用食品の提供など、
フードバンクがおこなう事業においては、関係する部が関わっていくものの、
団体自体の運営や基盤強化などについては、所管する部が決まっていません。
活用するだけしておいてあとは知らぬでは、都合が良過ぎることを指摘し、
所管部の早期明確化を、改めて知事に求めることとしました。
経済部では「労働政策」のなかで、`北海道労働資料センター'について。
労働行政に関わる貴重な資料が保管されており、学術研究者などにも利用されていますが、
司書等専門的知識を有する方はもちろん、職員も常駐していないのが現状です。
道立図書館や文書館への移設や、管理運営体制の早期見直しを求めました。
また、`勤労者福祉資金融資制度'では、現在の対象条件となる勤労者の範囲が、
学校・医療・社会福祉などの法人やNPOに勤務する方は含まれません。
近年は、事業所・勤務形態が大きく変化していることから、
多様化に合わせた対象範囲の見直しを求めました。
「新型コロナウイルス感染症対策等」では、
`第三者認証制度と新北海道スタイル推進事業'の現況と、
感染防止への効果について質しました。
道では着実に成果を上げているとの評価ですが、
繰り返される感染拡大への効果を問うても明確には答えられず、
行動制限発出が今後は見込めない中で、認証所得のメリットもなく、
マスク着用や手指消毒の徹底などの新北海道スタイルを、
この時期になってもそのまま進めることは、今さら感が拭えません。
内容の見直しや事業継続も含めた考え方を、
改めて知事に質していくことになりました。
「苫東開発」については、`国の大型プロジェクトの早期実施'や、
道土地開発公社が保有する`二次買収用地の処理'について質しました。
開発から約50年が経過し、企業立地が進む一方で、
この間、なに一つ進んでいないのが国のプロジェクトであることから、
早期実現に向けた従来以上の取組強化を。
また、二次買収用地の国への譲渡時期について、
国と道の間で交わされている確認書では、平成41年となっているものの、
その協議は進んでいないことや、その際には一般会計が負担しなければならない、
約110億円もの含み損(簿価と時価の差)をどうしていくのか,
関係する部署で早期の協議を求めました。
今日は珍しく、長々と書き綴りました。
実際の、質疑に使った原稿以上かもしれません。。