[短歌味体 Ⅲ] 即興詩シリーズ・続
2546
あの山向こうをよく知らない
二昔前
言葉は五十音に充足してた
2547
言葉の背は避けようもない
重圧に
黙々と耐えてはいた
2548
ふと見あげる風景に
沈黙は
静かに深く日差し受けていた
2549
現在は渇いた喉
多重な音の
順列組み合わせに多忙だ
2550
それは、違うだろう
古びた疑念
おもたく空を切るばかり
2551
渇いた喉から飛来する
悪意の固まりが
上空を飛び交っている
[短歌味体 Ⅲ] 即興詩シリーズ・続
2546
あの山向こうをよく知らない
二昔前
言葉は五十音に充足してた
2547
言葉の背は避けようもない
重圧に
黙々と耐えてはいた
2548
ふと見あげる風景に
沈黙は
静かに深く日差し受けていた
2549
現在は渇いた喉
多重な音の
順列組み合わせに多忙だ
2550
それは、違うだろう
古びた疑念
おもたく空を切るばかり
2551
渇いた喉から飛来する
悪意の固まりが
上空を飛び交っている
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