回覧板

ひとり考え続けていることを公開しています。また、文学的な作品もあります。

短歌味体な Ⅱ 205-209

2015年05月10日 | 文学表現

[短歌味体な Ⅱ] ちょっと試みシリーズ・続
 
 
205
石 木の葉 人の
足音
風の 時は 刻み畳まれゆく
 
 
206
音の 湧き 流れ
下る
桜花(おうか)滲み入る 春 sun sun
 
 
207
お構い無しに音の湧水あり
例えば
三波春夫 キング・クリムゾン
 
 
208
宇宙レベルでたかが音たかが言葉
人界に降り立てば
言うに言われぬ人の織り成し
 
 
209
恐っ 刃鋭い
切っ先の
山場を越えて下りゆくあり


最新の画像もっと見る

コメントを投稿