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詩『言葉の街から』 自動運転シリーズ 50-52

2019年10月07日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 自動運転シリーズ



50
線を踏むと鳴子(なるこ)鳴り
ドアが開いて
「右でも左でもなく」「普通の日本人です」の顔が現れる



51
SNSに張り巡らされた
いといといと
裏表入れ替わった薄化粧顔の懸かる



52
それぞれの意図の舞台
裏では
他人事のよう水が流れている


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