詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6536
オリンピックをスルーする
見知らぬ他人のように
スルーして通り過ぎる
6537
「いやいや なんかあるんじゃない?
心の闇がさ」
「泳ぐに泳げぬセーヌ川」
6538
オリンピックをスルーする
どこも放送してて うんざりはしても
夏の青空でスルーする
6539
「いやいや 一点の曇り
くらいはあるでしょう?」
「選手たちのカツヤク気になりません?」
6536
オリンピックをスルーする
見知らぬ他人のように
スルーして通り過ぎる
6537
「いやいや なんかあるんじゃない?
心の闇がさ」
「泳ぐに泳げぬセーヌ川」
6538
オリンピックをスルーする
どこも放送してて うんざりはしても
夏の青空でスルーする
6539
「いやいや 一点の曇り
くらいはあるでしょう?」
「選手たちのカツヤク気になりません?」