大川原有重 春夏秋冬

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規制委は判決を考慮して対応を

2014-05-23 20:30:34 | 原子力関係
規制委は判決を考慮して対応をNHK

福井県にある関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機について、21日、福井地方裁判所が運転を再開しないよう命じる判決を言い渡したことに関して、島根県の溝口知事は、23日の定例の記者会見で「国の原子力規制委員会は、今回の判決の内容をよく考慮した上で、現在行っている原発の安全審査に対応してほしい」と述べました。
福井県にある大飯原発の3号機と4号機の安全性をめぐる裁判で、福井地方裁判所は21日、「原発には極めて高度な安全性や信頼性が求められているのに、地震の揺れの想定が楽観的なうえ、原子炉を冷却する機能などに欠陥がある」などと指摘して、住民側の訴えを認め、関西電力に対して運転を再開しないよう命じる判決を言い渡しました。
この判決について島根県の溝口知事は、23日の定例の記者会見で「今回の判決は大事な問題であり、国の原子力規制委員会は、今回の判決の内容をよく考慮した上で、現在行っている原発の安全審査に対応してほしい」と述べました。
その一方で、今後の原発の安全審査への影響については「この裁判は、住民が関西電力を相手取った民事訴訟であり、関西電力も控訴したので司法の判断は、まだ確定したとは言えない。行政としてどう対応するのか、どのような安全審査の基準が適当なのかは、国の原子力規制委員会が決めることだと思う」と述べるにとどまりました。
05月23日 20時15分

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