河北新報
福島県双葉地区教育長会は18日、同県双葉郡8町村が福島第1原発事故を受けて設立を検討する中高一貫校の設置候補地を双葉郡広野町、楢葉町、川内村のいずれかに絞る方針を決めた。
郡山市で開いた協議会で決定した。今後、8町村長が話し合い、候補地を決める。
双葉郡は原発事故の避難区域が集中して一貫校を郡外に設ける考えもあったが、「一貫校は郡の復興の象徴で、郡内に設置すべきだ」とする意見が大勢を占め、郡内設置を決めた。
広野、楢葉両町と川内村は放射線量が低く、避難区域指定が解かれたか、居住制約が緩い。多くの郡民の避難するいわき市に近く、通学の利便性も比較的高い。
教育長会は来月1日に協議会を開き、一貫校の具体的方針を盛り込む教育復興ビジョンを策定する。
2013年07月19日金曜日
福島県双葉地区教育長会は18日、同県双葉郡8町村が福島第1原発事故を受けて設立を検討する中高一貫校の設置候補地を双葉郡広野町、楢葉町、川内村のいずれかに絞る方針を決めた。
郡山市で開いた協議会で決定した。今後、8町村長が話し合い、候補地を決める。
双葉郡は原発事故の避難区域が集中して一貫校を郡外に設ける考えもあったが、「一貫校は郡の復興の象徴で、郡内に設置すべきだ」とする意見が大勢を占め、郡内設置を決めた。
広野、楢葉両町と川内村は放射線量が低く、避難区域指定が解かれたか、居住制約が緩い。多くの郡民の避難するいわき市に近く、通学の利便性も比較的高い。
教育長会は来月1日に協議会を開き、一貫校の具体的方針を盛り込む教育復興ビジョンを策定する。
2013年07月19日金曜日