大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

勉強はよく生きることの土台となる

2010-03-30 15:00:00 | 日記
たとえば、与えられた約束をよく理解して守り続けるためには、充分な理解力と記憶力が必要になる。この理解力と記憶力は、鍛錬されて獲得できる知性の一部だ。
相手に対して、あるいは遠くの誰かに対して同情を持ちうるためには、充分な想像力が必要となる。想像力もまた、知性の立派な一部だ。
こういうふうにして、人間的な倫理や道徳というものは、知性と強く結ばれている。そして、知識のない知性というものはありえない。
したがって、何の役にも立たなさそうに見える今の勉強ひとつでさえ、自分が人間としてよく生きていくことの土台となっていくと言えるのだ。

ニーチェ 『人間的な、あまりに人間的な』

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