長岡市がれき試験焼却開始より転載
長岡市は、東日本大震災で出た岩手県のがれきの試験焼却を20日正午から始めました。
がれきの試験焼却が始まったのは、長岡市の栃尾地域にある
廃棄物焼却施設「栃尾クリーンセンター」です。長岡市は、新潟市で先月、住民などの強い反対のため試験焼却が延期され浄水場に保管されていた岩手県大槌町のがれき1・5トンを試験焼却することになり19日、焼却施設に運び込みました。
20日は焼却の前に、がれきが詰められている防水性の袋が開かれて木材のがれきが取り出されました。周辺の空間の放射線量を測定した結果、1時間あたりの平均で0・06マイクロシーベルトと、新潟県内の通常の範囲内の値と確認されました。
作業は、地域の住民の代表にも公開され、住民たちは、自らも放射線量を測定して安全性に問題がないか確認していました。
がれきの受け入れには、長岡市でも栃尾地域の住民が健康への影響や風評被害を心配して強く反対していますが、午前中は住民が様子を見に訪れる姿が見られたものの混乱はなく、試験焼却は予定通り正午から始まりました。
21日未明までに終わる予定で、長岡市は、焼却したあとの灰に含まれる放射性物質の値も確認した上で、今後、被災地からのがれきを本格的に受け入れる方針です。
12月20日 15時43分 NHKニュース
長岡市は、東日本大震災で出た岩手県のがれきの試験焼却を20日正午から始めました。
がれきの試験焼却が始まったのは、長岡市の栃尾地域にある
廃棄物焼却施設「栃尾クリーンセンター」です。長岡市は、新潟市で先月、住民などの強い反対のため試験焼却が延期され浄水場に保管されていた岩手県大槌町のがれき1・5トンを試験焼却することになり19日、焼却施設に運び込みました。
20日は焼却の前に、がれきが詰められている防水性の袋が開かれて木材のがれきが取り出されました。周辺の空間の放射線量を測定した結果、1時間あたりの平均で0・06マイクロシーベルトと、新潟県内の通常の範囲内の値と確認されました。
作業は、地域の住民の代表にも公開され、住民たちは、自らも放射線量を測定して安全性に問題がないか確認していました。
がれきの受け入れには、長岡市でも栃尾地域の住民が健康への影響や風評被害を心配して強く反対していますが、午前中は住民が様子を見に訪れる姿が見られたものの混乱はなく、試験焼却は予定通り正午から始まりました。
21日未明までに終わる予定で、長岡市は、焼却したあとの灰に含まれる放射性物質の値も確認した上で、今後、被災地からのがれきを本格的に受け入れる方針です。
12月20日 15時43分 NHKニュース