大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

「全電源喪失」想定の訓練

2014-03-26 14:21:46 | 原子力関係
NHK

松江市にある島根原子力発電所で、大規模な地震ですべての電源を喪失したという想定の訓練が、参加者には詳しいシナリオが伏せられたまま行われました。
この訓練は、緊急事態への対応力を高めようと、中国電力が初めて実施し、原発の職員や関連会社の社員などおよそ200人が参加しました。
訓練は、松江市で震度6強の地震が発生し、外部電源を失ったほか非常用の発電機も故障して、全ての電源が喪失したという想定で始まりました。
はじめに原発の敷地内に常駐している自衛消防チームが、高台にある貯水槽から500メートルにわたってホースをつなぎあわせ、冷却機能を失った2号機の原子炉と燃料プールに手動で注水する手順を確認しました。
また、事故対応の指揮を執る緊急時対策本部が置かれた会議室では、事故後、本部長を務める島根原子力発電所長が突然、病気で倒れたとか、自治体への発表資料に1号機の運転状況が誤って記されていたことがわかったなど、新たな想定が次々と出され、それぞれに合わせて職員たちが対応に追われていました。
島根原子力本部の長谷川千晃副本部長は「事故対策への住民の方々の不安に応えるためハード面の対策だけでなく、こうした訓練を通して、機械を使いこなす人材の育成にも力を入れていきたい」と話していました。
03月24日 18時36分


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