鹿島、原発がれき搬送を自動化 無人走行で被ばく線量低減
2013年06月24日(最終更新 2013年06月24日 17時07分)西日本新聞
鹿島は24日、東京電力福島第1原発の解体工事で出るがれきの搬送過程で、ベルト走行式のダンプカーに特殊なスキャナーなどの機器を付け、無人で自動走行させるシステムを開発したと発表した。遠隔操作で作業する場合に比べ、作業員の被ばく線量を最大99%低減できるという。
がれきを原子炉建屋から運び出すダンプと、保管施設内を運ぶフォークリフトの走行を自動化した。ダンプによる搬送は従来、先導車で10メートル前後まで近づいて遠隔操作する必要があったが、スキャナーなどの搭載によりダンプが自動で障害物を避けながら走れるようにした。
2013年06月24日(最終更新 2013年06月24日 17時07分)西日本新聞
鹿島は24日、東京電力福島第1原発の解体工事で出るがれきの搬送過程で、ベルト走行式のダンプカーに特殊なスキャナーなどの機器を付け、無人で自動走行させるシステムを開発したと発表した。遠隔操作で作業する場合に比べ、作業員の被ばく線量を最大99%低減できるという。
がれきを原子炉建屋から運び出すダンプと、保管施設内を運ぶフォークリフトの走行を自動化した。ダンプによる搬送は従来、先導車で10メートル前後まで近づいて遠隔操作する必要があったが、スキャナーなどの搭載によりダンプが自動で障害物を避けながら走れるようにした。