大川原有重 春夏秋冬

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ALPS トラブルで処理停止

2014-03-26 12:19:48 | 原子力関係
NHK

東京電力福島第一原子力発電所の汚染水の処理設備「ALPS」は、性能が大幅に低下するトラブルで停止していた処理を24日午後再開しましたが、その後、タンクから水が漏れる別のトラブルが見つかり、ふたたび処理を停止しました。
福島第一原発で試運転中の処理設備「ALPS」は、今月18日、3系統あるうちの1つの系統で、処理性能が大幅に低下していることがわかり、東京電力は3系統すべての処理を停止しました。
東京電力の調査の結果、問題の系統で、汚染水処理の邪魔になる塩分を取り除くフィルターが十分機能していなかったことがわかり、同じフィルターに異常が見つからなかった残りの2つの系統は、いずれも24日午後1時ごろにいったん処理を再開しました。
ところが24日夜7時ごろ、設備内にある、処理後の水を貯めて水質検査を行うためのタンクの側面から水が漏れているのが見つかり、東京電力は再開した処理をふたたび停止しました。
東京電力によりますと、水はタンクの側面にある内部を洗う時などに開けるふたの部分から1秒に1滴程度、あわせておよそ500ミリリットルが漏れましたが、ALPSの建屋の外には漏れていないということです。
東京電力は水漏れの詳しい原因を調べたうえで、復旧作業を進めることにしています。
東京電力は、来月以降「ALPS」を本格運転にうつすことを目指していますが、これまでにもポンプの故障などで停止するトラブルが相次いでいて、安定した運転ができるかが課題になっています。
03月25日 09時24分

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