セシウム濃度、3日で90倍に…福島原発の井戸
東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉建屋の海側に掘った井戸から放射性物質が検出された問題で、東電は9日、放射性セシウムの濃度が、3日間で約90倍に急上昇したと発表した。
120メートル離れた別の井戸から高濃度の放射性物質が検出されたことも明らかにした。
東電が8日、1、2号機の海側の井戸水を分析したところ、セシウム134の濃度が5日の数値の91倍(1リットルあたり9000ベクレル)、セシウム137は86倍(同1万8000ベクレル)になっていた。それぞれ法定許容限度の150倍と200倍になる。
また、2、3号機の海側の井戸水でもベータ線を出す放射性物質が検出され、8日のデータは4日に比べて18倍(同1700ベクレル)に上昇していたという。
(2013年7月9日20時03分 読売新聞)
東京電力福島第一原子力発電所で、原子炉建屋の海側に掘った井戸から放射性物質が検出された問題で、東電は9日、放射性セシウムの濃度が、3日間で約90倍に急上昇したと発表した。
120メートル離れた別の井戸から高濃度の放射性物質が検出されたことも明らかにした。
東電が8日、1、2号機の海側の井戸水を分析したところ、セシウム134の濃度が5日の数値の91倍(1リットルあたり9000ベクレル)、セシウム137は86倍(同1万8000ベクレル)になっていた。それぞれ法定許容限度の150倍と200倍になる。
また、2、3号機の海側の井戸水でもベータ線を出す放射性物質が検出され、8日のデータは4日に比べて18倍(同1700ベクレル)に上昇していたという。
(2013年7月9日20時03分 読売新聞)