茨城県東海村にある加速器実験施設「J―PARC」の放射性物質漏れ事故の原因は、加速した陽子の軌道を制御する電磁石の不具合により、高いエネルギーを持つ陽子が原子核素粒子実験設備に一気に流れ込んだためとみられることが26日、分かった。実験をしていた高エネルギー加速器研究機構は、電磁石の電源に問題があったとみて、確認を急いでいる。
加速器は電子や陽子を加速させ、高いエネルギーを生み出す装置。高エネ研によると、J―PARCでは三つの加速器を用い、陽子を光の速さの99・98%まで近づけることができる。
2013/05/26 17:19 【共同通信】
加速器は電子や陽子を加速させ、高いエネルギーを生み出す装置。高エネ研によると、J―PARCでは三つの加速器を用い、陽子を光の速さの99・98%まで近づけることができる。
2013/05/26 17:19 【共同通信】