こんにちは
大分前の話なんですが、と言っても十数年前のある日のことです。知人のカメラマンと雑誌の編集者に連れられて鶴川にある白洲正子さんのお宅を5回くらいお邪魔させていただきました。いろんなお話を白洲正子さんから直接承り、とても名誉なことだと思います。その頃は両性具有について白洲さんが興味をお持ちだったみたいで、随分博識な方だなと思いました。私の所有していた絵画について、「とても面白い絵ですね、なんという作家ですか?」と質問されたので「テリーウィンターズという作家で、モルーラナンバーワンという題名の作品です。ニューヨークのソナベンドギャラリーで展示されていたものですよ。いいでしょう!」と私は青臭く自慢げに返答したことを懐かしく楽しい思い出として大切に胸の中に刻んでいます。この作品は(約6年間ずーっと私のリビングに展示して眺め続けていましたが、全く飽きがこないペインティングでしたね)十数年前に事情があって泣く泣く手放したのですが、現在は竹橋にある東京国立近代美術館に収蔵されています。一度だけ対面したことがありますが、とっても懐かしかったです。白洲さんには『晶』という字を書いていただきました。これは私の大切なジュエリーのようなものです。
大分前の話なんですが、と言っても十数年前のある日のことです。知人のカメラマンと雑誌の編集者に連れられて鶴川にある白洲正子さんのお宅を5回くらいお邪魔させていただきました。いろんなお話を白洲正子さんから直接承り、とても名誉なことだと思います。その頃は両性具有について白洲さんが興味をお持ちだったみたいで、随分博識な方だなと思いました。私の所有していた絵画について、「とても面白い絵ですね、なんという作家ですか?」と質問されたので「テリーウィンターズという作家で、モルーラナンバーワンという題名の作品です。ニューヨークのソナベンドギャラリーで展示されていたものですよ。いいでしょう!」と私は青臭く自慢げに返答したことを懐かしく楽しい思い出として大切に胸の中に刻んでいます。この作品は(約6年間ずーっと私のリビングに展示して眺め続けていましたが、全く飽きがこないペインティングでしたね)十数年前に事情があって泣く泣く手放したのですが、現在は竹橋にある東京国立近代美術館に収蔵されています。一度だけ対面したことがありますが、とっても懐かしかったです。白洲さんには『晶』という字を書いていただきました。これは私の大切なジュエリーのようなものです。
