せっかく奈良まできたので、寄り道しちゃおう!ということで、わたしだけ京都でおさんぽ。
今回は、葵祭が間近な下鴨神社にいってきました。
そして、帰りに「宝泉」へ。お豆の専門店が手掛ける、和菓子のお店。あんこのおいしさは折り紙付きです♪
お持ち帰りしたのは、「藤浪」と「つつじ」。
村雨生地の白あんロール。白藤のイメージなのかしら。小豆粒も巻き込んであって、切り口がきれい!
「つつじ」は少し透明なきんとん。中はつぶあんです。小豆の風味が堪能できますね。こくのあるあんのお味です。和菓子は1つ¥315。
奥のお座席はお茶もできます。
今回は、あつこちゃんが絶品!とおすすめしてくれた「わらび餅」(¥950)をいただきました。
練りあげたばかりのわらび餅、色が少し黒味がかっているのは黒糖のせいかしら。つるるん!としたのどこし、これは出来立でしか味わえないおいしさですよ。ガラスの器と青笹の上で、つやつやと輝くわらび餅。なんとも涼しげ!これからの暑い季節にもおすすめです。
お座敷の床の間には、ちょうど前日、前々日に行われていた「流鏑馬神事」と「斎王代御禊之儀」のお札?などが飾ってありました。こういうの、うれしい!
5月15日は、京都三大祭の「葵祭」。平安貴族の装束の行列が、下鴨神社、上賀茂神社まで巡行する優雅なお祭りです。私も、ついこないだまでこの日だけが葵祭なのかと思っていたのですが、祇園祭と同様、この日に前後して様々な神事が執り行われているそうで、5月は行事が目白押しなのだそうです。GWの「流鏑馬(やぶさめ)神事」、「斎王代御禊之儀」もその1つ。
知らなかった。葵祭、実は一度もみたことがない。。。 今年は無理でしたが、いつか来てみたいな。
その葵祭りの行列の風景をイメージしたのが、こちらの「葵」。
新緑あふれる糺の森の中を、あざやかな装束をまとった貴族たちが巡行する景色をあらわしているそうです。きれいな色合いですね。
そう、糺の森の新緑、ほんとにきれいでした!
そういえば、5月の京都ってずいぶん久しぶりです。こんなに美しい季節だったのですね。
葵祭では、神事に携わる人たちは、「双葉葵」と「桂」を身につけるのだとか。今回、参拝客にもお札と一緒にお分けしていただけました!(初穂料¥800)
本物の葵、初めてみた!葉がハートみたいになってるの、わかります?
ほのかにあまい香りがしますよ。
この時期だけの、特別な「御葵桂」。・・・なんだかよいことに恵まれそうな気がします。
京都市左京区下鴨西高木町25 075-712-1270 10:00-17:00 休:水