シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0314■意外なアドバイス

2007-09-20 | 最後のメッセージ
アイツが、
「夢でピッピに逢いたい!逢いたい!」
って言ってんだけど、どうやればいいんだ? 
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ピッピちゃんは精神的におちついて淡々としているようでした。
サプリはちょっと飲みづらいようなので、粉を水でといて流動食にまぜて飲ませるとかは可能でしょうか?流動食も味にバリエーションがあるとうれしいようです。保温は充分なさっていると思うのですが、寒いのがとてもこたえるようなので、できるだけあたたかくしてあげてください。あと肝臓が気になりました。胸やお腹に手をあててあげると気が流れるので、いいかもです。

「こんにちは」の人、あきこさんがアイツにそう言ったんだ、メールってやつでね。

ホントにこの通りだった。おいらは一度、真夜中にスゴくビックリしたけど、あのときに、
「これから何度もこういうことが起きる」
ってわかってからは、けっこうフツーだったな。ガンはワルくなってくばっかりだったけどね。
ワルくなってもおいらにできることってなかった。なるようにしかなんない。

この交信の後、トランスファーファクターは流動食に入るようになった。
ちょっとは飲みやすくなったかな?でもうまく喰えなくて口に入らない分もあったから、ちゃんと喰えなくなってからはまたサプリだけ飲んでた。その頃はもうなんでも一緒だった。味もわかんなかったしな。

アイツらはそれまでよりも、もっといろんなご飯を試しだした。
けっきょく、連れ合いが見つけてきたアイツらはそれまでよりも、もっといろんなご飯を試しだした。「トラディショナル・ゼリーミート」が一番好きだったかな?流動食にしても喰いやすかった。最後はやっぱり肉だったな。ちょっと喰ってもけっこう腹に残った感じがした。

カンゾウはあきこさんに教えてもらうまで、おいらもアイツもわかんなかった。
カンゾウって病気でも痛くないんだ。ただただ疲れて弱ってくるだけ。オウダンで体中、黄色になる。で、薬もないんだってさ。アイツも若いときにやったことがあるとか言って、おいらにいっぱいカンゾウの話をしてたぜ。ほとんど聞いてなかったけど。

アイツがオウダンに気が付いたのは9月13日だった。
おいらのおしっこは庭のレモンみたいな黄色になってた。肉球もピンクじゃなくて白っぽい黄色。おいらには見えないけど、耳の中、口の中、背中の毛なんかもみ~んな薄っすら黄色だったんだと。
(目の周りと鼻が黄色っぽいだろ?これがオウダン。それに気が付いた9月13日に庭で撮った写真。自分で歩いた散歩はこれが最後だったな→)

あきこさんはオウダンが出る2週間前からわかってたんだ。

9月17日、また交信があった。
そして、それが最後のコミュニケーションだった。
(たぶん、つづく)


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