シロ猫ピッピの「おいら物語」

生死をさまようガン闘病中に人間の言葉がわかるようになったシロ猫ピッピの物語。ニュージーランドからお送りしています!

Vol.0142■なにやってんだか 

2006-02-17 | 猫の海外暮らし
配信が遅れててごめんよ。なんでなのか、おいらにはわかんない。
とにかくアイツらがなにしてるかだけは言っとくよ。
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なんかアイツらは忙しいらしい。

連れ合いはクルマで出たり入ったり。これじゃ、庭と家を行ったり来たりしてるおいらたちと変わんないじゃないか!
「なんですぐ帰ってくるんだ?」
「また、お出かけか?さっき帰ってきたばっかりじゃないか。」
いつもブツブツ言いながらドアを開け閉めしてるけど、自分はどうなんだよ。
二本足にいろいろあるように、四つ足にもいろいろあんのさ。

アイツはけっこう家にいる。最近は毎朝、デッカいはさみで庭の木をチョキチョキ切ってる。木にいっしょうけんめい水をかけて、早く大きくなれだのなんだの言ってるかと思えば、デカくなったら今度はチョキチョキ。よくわかんないよな。
でも、おいらにとっちゃどうでもいいから、傍を素通り。  

と思ってたら、いつの間にか家の中にいて、パソコンに向かって朝からカタカタカタカタ。連れ合いがキッチンで食器洗ったり、アニキに飯喰わしたりしてたから、アイツは忙しいってことなんだろう。
またまた、おいらにとっちゃどうでもいいから、傍で昼寝。

目が覚めて水飲みに行ったら、アイツがテーブルの上に立ってた。ビックリしたぜ。今度はウンウン言いながら天井を拭いてる。なにやってんだか? 汚れが気になるらしい。電気まで拭いてる。おいらにゃ遠くて、何にも見えない。
天井より床拭いてくんないかな? 
その方がおいらにはいいんだけど。

というわけで、抱っこもナデナデもなし。
ちぇ、外で日向ぼっこでもしてくるか。

(知ってんぜ、写真撮ってんの。寝てなんかいないさ。何度も言うけどね、おいらは写真が大っ嫌い。絶対、目開けないからね→)
(つづく)