土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

試練越え、新たな一歩 阪神大震災21年

2016-01-17 | 日々教訓
試練越え、新たな一歩 阪神大震災21年

6434人が亡くなった1995年の阪神大震災は17日、発生から21年となった。
兵庫県内の各地では追悼行事があり、遺族らが地震発生時刻の午前5時46分に合わせて黙とう、犠牲者に鎮魂の祈りをささげた。
遺族代表は震災を「忘れないで」と訴えた。(2016/1/17 7:42、日本経済新聞Web刊)
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風化させないで!…阪神・淡路大震災‥平成7年(1995年)1月17日

そう言われ始めた頃、遠方の旧友から届いた1通の手紙

「…今日はお父様のご命日ですね。改めてご冥福をお祈りします。」

‥覚えてくれていたんだ…感謝と共に当時のリアルな状況が甦り胸がつまる思いだった。

今朝の朝刊1面トップ“阪神大震災20年「孤独死」1000人超”
…震災は終わっていない…

その日の前夜は徹夜で土笛の製作と「土の音普及会」の設立趣意書を書いていて、ふと外に出て星空を見上げると木星が煌々と輝いていた。

夜明け前に横になりうとうとし始めた頃、ゆらりと揺れがきて見ると部屋の片隅の灯油ランプが揺れている。夢ではない‥なぜか関西方面に意識が走った。

新聞には「石川県出身者で亡くなった8名!」と、灘区にいた父の写真も並んだ。
現地の交通機関はもちろんマヒ状態…原動機付き自転車(50ccバイク)で現地に向かった。

当時の記録は小冊子「暁の星を仰ぎて」にまとめ、親友等数名に送った。

★その後も縁ある方に増刷しお渡ししてきましたが、個人的な思いを越えて、無数の教訓を地球社会の在り方に活かすべく、限りある地球資源を搾取し生き物をモノとして扱ってきた現代物質文明と砂上の楼閣のような束の間の豊かさの中で“本体”を見いだす気持ちを失わず、天に与えられた「使命」(いのち の使い方)を各人が見出だし全うすることを願わずにおれません。(2015.1.17記)

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