土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

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タラヨウに 込める心の 葉書文字

2016-05-15 | 日々教訓
タラヨウに 込める心の 葉書文字

近くの里山に、何本かの 「タラヨウ(多羅葉)」の樹がある。

文字通り「葉書」にもなり、厚めの葉の裏面に枝先で字を書いた所が黒く浮き出て見える。墨書きもオーケー(^o^)v
平安時代に 俳句や恋文なども書いたとも云われ、郵便局の木となっているらしく、側に植えてある局もある。

「タラヨウ」の葉書に一言書いて120円切手を貼り、採取した近くのポストから ご無沙汰している遠方の友人に本日投函!
もらった方からは、大抵びっくりしたと連絡が来るf(^_^;

「タラヨウ(多羅葉)」の語源は、元々インドで経文を書くのに使われたヤシ科のタラジュ(多羅樹)からで、寺社等に植えられているところもある。

「タラヨウ」と同じ モチノキ科モチノキ属の常緑高木では「ソヨゴ(冬青)」が知られる。
“風に葉がそよぐ木” からソヨゴ!

因みに「ソヨゴ」は、神棚に供える 「サカキ(榊)」(ホンサカキ・ツバキ科 サカキ属)が自生しない地域では、サカキの代用にする。
フクラシバ とも言い、炎等で加熱火であぶると膨らみパチンと破裂!
さすが モチノキ (笑) 、こうやって名を覚えることもできる。

「サカキ(ホンサカキ)」は南方に多く、金沢では通常「ヒサカキ」(モッコク科 ヒサカキ属)を代用。
「ヒサカキ」は、サカキに非(あら)ず!という意味。

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