土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

あめつちの便り「土の音」🎵 【竹田の子守唄】小さな手作り竪琴(リラ)で

2021-11-24 | 食と健康


あめつちの便り「土の音」🎵
【竹田の子守唄】小さな手作り竪琴(リラ)で

木工所で廃棄された桜の樹の根っこ材で手作りした小さな竪琴(Leier→元はギリシャの"リラ"とも)で、初めて小曲【竹田の子守唄】の音を勝手流で出してみた。

D,E,G,A,B,D,E(レミソラシレミ) 、の 7弦 5音階 に仕上げた"ペンタトニック•ライアー"だ(キンダーライアー、キンダーハープとも)。

    ☆【竹田の子守唄】手作りペンタトニック•ライアーで
:https://youtu.be/FfstrlS_9-Y

    ☆【竹田の子守唄】手作りペンタトニック•ライアー&歌
:https://youtu.be/8yyQbO4cac0

◉歌詞の一例
1、守りもいやがる 盆から先にゃ

      雪もちらつくし 子も泣くし

〈1番の解釈例〉
    子守も 自分が子どもの頃は、楽しいお盆休みがあったけど、それもない。
    お盆が過ぎると秋が深まり、雪がちらつき寒くなって、子どもが泣きます。

「キンダー(Kinder)」とはドイツ語で「子ども(Kind)の複数形」、語源は 印欧語の g’enə- ("生きさせる")だとか。

レミソラシレミでの"ペンタトニック"は、子どもも大人もどこから弾いてどこで終わっても、何となくメロディらしく聴こえる音階だともいう。

オカリナコンサートで合奏した仲間で【竹田の子守唄】に思い入れがある人がいる。
    曰(いわ)く付きの伝承唄のようで 調べると奥深く、子どもを寝かしつける穏やかな唄とは異なる。

原曲は 京都市伏見区竹田地区で採集されたとされ、親元を離れて"子守奉公"を行う、本来遊び盛りの幼い守子(もりこ)の辛さが表現されている。

連想するのは【五木の子守唄】(おどま盆ぎり盆ぎり)で、同様に幼い守子の心情がうたわれている。

2000年代、巨大ダム工事による全国的な自然破壊に各地で反対運動が勃発した。
    金沢でも全国から市民が集結し反対集会が行われた際、問題も複雑に絡む歴史の象徴のような【五木の子守唄】の、土笛による演奏を依頼されたことを思い出した。

ライアーの音に耳を澄ませてみるのはいかがだろう🤔...今回お耳を汚したら失礼😅

    ───────────
【土の音】(食育のグリーンノート & 土の音工房)
http://green17.crayonsite.net
  ☆note
https://note.com/oiaue
  ☆グリーンノート
http://www14.plala.or.jp/greennote/
◎Mail form(お問合せ、行事等)
https://ssl.form-mailer.jp/fms/59b98b98532539