土の音(食育のグリーンノート&土の音工房)

「食と健康セミナー」(食養料理教室や講演会)の開催中。
「土の音工房」で、オカリナ製作販売・演奏・教室(初心者~)を主宰

神在餅でお迎え!

2015-11-29 | 食と健康

神在餅でお迎え!

旧暦10月を一般に神無月(かんなづき)と云うけれど、出雲國では神在月(かみありづき)とされてきたのは知られるところ。

11月25日(旧暦10月14日)夜、島根県松江市の 佐太神社で、古式に則った「神在祭※」(出雲地方に八百万の神々が集合)のフィナーレ、神送りの神事 (神等去出・からさで・神事) で神々が帰って行かれたと知って、GREEN NOTE(光明食養研究所)でもこの地に戻られた神様を“金沢神在餅”でお迎えした。

金沢にそんな儀式はなかった‥?
…なら、歴史上初の “金沢神在祭”として「神在餅(じんざいもち)※」を戴くことに…。まぁ“神在”は有り(在り)難いことだから、感謝こそすれ ゆめゆめ突っ込まれるな (((^_^;)

連絡の上ご来店の方には、無償でご馳走させて頂きます(^-^)
美味しい“神在餅”(無農薬玄米餅入)パワーで、息災な師走をお過ごしください。

※「ぜんざい」の語源:出雲地方の神事「神在祭」で振る舞われた「神在餅」に由来し、「神在餅」の「じんざい」が訛り、「ぜんざい」となったという (松江藩地誌『雲陽誌(うんようし)』佐陀大社の項)。

※ 神々はなぜ出雲に お集りになるの?:大国主大神が天照大神に「国譲り」をなさったとき、「私は隠退して幽(かく)れたる神事を治めましょう」と申された記録があり、「幽れたる神事」とは、目には見えない縁を結ぶことであり、全国から神々をお迎えして会議をなさるのだという信仰がうまれたと考えられます。

神魂(かもす)神社やかつての佐太神社では、諸神の親神にあたるイザナミノミコトの法事のために参集されると伝えられています。また、出雲に来ず留守を守る神様もあるようです。
参照:https://www.izumo-kankou.gr.jp/1275

写真:自然医学研修(講師:佐藤成志 自然薬方研究所所長)で 出雲に向かう途中、偶然引かれるように参詣した神魂(かもす)神社。オカリナ曲「炎の踊り」(火山 久 作曲)を奉演させて頂いた。