暖冬といえ、旭川の最低気温は氷点下10℃前後の日が続き、日中も氷点下の気温が続いています。旭川のこの寒さがウクライナと同じだと考えると、戦時下のウクライナ人たちが今どのような生活をしているか想像にたやすいことです。また、厳寒の戦場で国のため命をかけて戦っている人たちのことも考えます。自分も産まれた時代・めぐり合わせが、今から100年前だとしたらーとかも。
美瑛町・「クリスマスツリーの木」
【今日はクリスマスイブ】 キリスト教を信じる人たちにとっては、1年の中で最も大切な宗教行事です。クリスマスは、キリストの生誕を祝う日=「降誕祭」を意味しますが、”メリークリスマス”の「Merry」の楽しい・陽気な・華やいだといった晴れやかな日を連想します。しかし、周囲を取り巻く大変な環境、しかも寒い冬を迎えている今、ウクライナの人たちはどんな気持ちでこのクリスマスを迎えているのでしょうか?
愛する親兄弟、友人、恋人を失った人たち、命は助かったが体にも心にも深い傷を負った人たち、我が家が破壊され仕事を失った人たち等々、ロシア軍の侵攻により運命が狂ってしまった人たちが大勢います。救ってくれるはずの神も仏もいないかのようです。それでも、生かされている自分がここにいることと、キリストの生誕を祝い、「メリークリスマス!」なのでしょうね。大島渚監督の映画;「戦場のメリークリスマス」に想いを重ねます。
NO WAR!