10/24、冬の到来を告げる「ユキムシ」が大量発生しました。ユキムシは、毎年雪の降る前に飛び交い晩秋の風景の一コマで、「あ、間もなく雪が降るナ!」と感じる程度でした。しかし、今年は異常で、今まで見たことのないほどの数です。TVや新聞によると、この現象は全道的とのこと。なぜ今年はユキムシが大量に発生したのでしょうか❓
⊞
日没が間もなくの時間帯で、太陽の光を受け輝いていました。
ユキムシには、❶白い綿がついたトドノネオオワタムシと、❷白い綿がついていないケヤキフシアブラムシの2種類があり、今年の暖かさが❶ケヤキフシアブラムシの繁殖サイクルを早めたといわれています。このケヤキフシアブラムシは本国内外来種。明治の開拓期後、ケヤキを本州から北海道に移植したことにより、その木に卵が付いてやってきたと考えられているようです。
⊞
このユキムシはトドノネオオワタムシで、
今回大発生したのは、ケヤキフシアブラムシ。
ユキムシが飛んでから、およそ2週間後にやってくるともいわれる初雪。今日の最高気温が16.4℃(翌日;10/25=19.2℃)で、まだ降雪の雰囲気ではありませんが、暦からも、冬の足音が確かに近づいてきました。今年の冬はどんな冬になるのかな!?。私たちの関心事は、寒さより雪の量。除雪回数が少なく、交通障害・事故のない暖冬小雪の穏やかな冬であってくれればーと。