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🅼‐22.“病気にならない生き方”(22)~「よくかむ」「腹八分目」が健康にいい理由」から

2022-06-18 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第2章 『太く長く生きるための食べ方』の 「よくかむ」「腹八分目」が健康にいい理由」を要約します。



 「よくかんで食べる」ことは、消化がイイことの他に、ミラクル・エンザイムの節約になる。一口当たり30~50回かむ。かたいものや消化のあまりよくないものは、70~75回ほどかむ。人間の体は、かめばかむほど唾液の分泌が活発になり、胃液や胆汁などと混ざり合って消化が助けられるようにできている。よくかまなかった場合、大きな塊は吸収されずに排泄される。消化吸収されなかったものは、腸内で腐敗や異常発酵が起きる。腐敗すると、様々な毒素が生まれ、その解毒に大量のエンザイムが消費されてしまう。

 消化に消費されるエンザイムの量が減るということは、ミラクル・エンザイムを消耗しなくてすむので、解毒や体の修復、エネルギーの供給など、体の恒常性を維持するために使えるエンザイムの量が増えるということである。その結果、抵抗力、免疫力がアップし、長寿につながる

 また、小食に心がけると、食べたものがほとんどきれいに消化・吸収されるので、消化しきれない余分なものが腸内で腐り、毒素を発生させることがなくなる。そのため解毒に使われるエンザイムも節約できる。すなわち、「よくかむ」、「腹八分目」の最大のメリットは、「エンザイムの消耗を防ぐ」ことである。

 どんな「よい食物」であっても、どれほど必要不可欠な栄養素であっても、過剰摂取は健康をがいする原因になる。大切なのは、「よい食物」を「バランスよく」、そして「よくかんで」で食べること。この三つの「よい」を心掛けることで、ミラクル・エンザイムが劇的に節約され、健康な体で人生をより長く楽しむことができるようになる。

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