昔々、大昔の今から20年前のことです。天塩川・カヌーリング大会「手塩川100マイル・カヌーツーリング」に参加した思い出話です。スタートは名寄市。最終目的地は天塩町までの157Kmです。
以前、名寄の上流にある岩尾内ダム下から名寄市街地まで下ったことがあリますが、今回はその延長線でもあり、期待感いっぱいの「未知なる川」です。また、一番都合のイイことは、事務局でバスをチャーターしてくれ、上流に置いてきた車まで運んでくれること。
川のレベルは、初級がほとんどで、早瀬になっているところが所々あるだけです。ですから、事前に何時間かの講習を受け、カナディアンカヌーを借りて下る人も中にはいます。しかし、雨の後の水量の多いときは中級!に変貌しますので要注意です。この川の一番の魅力は、手つかずの自然!の中、水量いっぱい!の大河をゆったり、のんびり下ることができることです。
ポーテージ(障害物を迂回すること)するところはありません。総合的に、この川は初級~中級レベルでカナディアンカヌーでも安全です。初心者を含め、大会中、沈したカヌーは皆無とのことでした。
参加賞としてもらったカナディアンカヌー用のパドル。
参加艇の種類は、カナディアンカヌーが主流で、2/3ほどでした。また、シーカヤックも何艇か見かけました。どちらかというと、リバーカヤックは少数派で、スリリングなホワイトウォーターで川遊びを期待している人には、物足りなさを感じることでしょう。
艇の種類(カヌーであれば何でもOKですがー)、自分のスキル(急流を期待している人には不向き)、日程などから自己責任で参加の有無の決定を。なお、大会要領の中に、ヘルメットの着用、浮力体(艇が沈したとき沈まないためのもの)の設置が付加されています。