虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

福島原発人災事故に関するあれこれ

2011-06-17 17:49:15 | 社会
今日も晴れ。気温もグングン上がって25度。暖かい1日です。

最近恒例の地震情報。

17日15時27分頃 福島県浜通り M3.0 震度1(最新) 、17日現在で9回の微弱地震が東北の太平洋側にありました。

福島第一原発の4号機は建物が傾いているという話ですが、倒壊したら近づくことはできないでしょう。使用済み核燃料がゴロゴロと転がるからです。
いつまでも水をかけていては放射物質を含んだ排水が増えるだけでなく、水蒸気となって放出されるだけですから、いい加減埋め立てたらどうかと思います。もうどうしようもない状態であることは明らかなのです。小手先のゴマカシは止めたほうがいいと思います。どうも、日本人の悪い癖(くせ)で、まだ何とかなる!とゴマカシているうちに終末がくるのではないでしょうか?
私は爺ですから<終末>がきても構いませんが、子供たちや若い人たちが可哀相です。

早いとこ、空き缶を処分して福島原発に根本的な処置をしないと手遅れになると予想しています。

最近、イタリアで原発に対する国民投票がありました。

「イタリアも脱原発 国民投票成立、再開反対9割超す。(2011年6月14日 02時07分)」

 【ローマ=清水俊郎、佐藤康夫】1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故を契機に全廃した原子力発電の再開の是非を問うイタリアの国民投票は13日、2日間の投票が締め切られ、即日開票が始まった。内務省によると、在外投票を除いた投票率は56・99%となり、国民投票の成立条件である50%を満たした。再開反対が94%超と圧勝し、イタリアの脱原発が決まった。

ドイツも脱原発の政策ですから、不思議な歴史の皮肉を感じます。ドイツ、イタリアは第2次大戦における枢軸国です。日本に発した原発事故が、同盟国であったドイツ・イタリアの脱原発を決定的にしたのだとしたら、何か歴史の皮肉を感じます。
因みに、スイスも脱原発を決めましたが、第2次大戦では中立国でした。
元枢軸国同士、日本もそうそうに脱原発を決めてしまいたいですね。

国際情勢として、もう一つ。

何か、福島原発の事故に際して、国際的な被害に対する補償がどうのという話があるようです。
どうなるのかは知りませんが、例え、国際的な補償要求があったにしろ、アメリカ、ロシア、中国、イギリス、フランス、イスラエル、南アフリカ、インド、パキスタン、北朝鮮などの核実験を行った国には補償要求の権利はないと思います。
盗人猛々しいといっておきましょう。断固として拒否しましょう!
不思議なことに、これらの国々は、連合国かそれに関連した国ですね。


最近、ネットで知り合った東京に住む人が、咳と疲労があってネットにINできないと奥さんから聞きました。
それも3ヶ月続いているという話で、明らかに放射線物質を吸い込んだ疑いがあります。
なにせ、ヘビースモーカーですし、ホタル族(ベランダでたばこと吸う人々:タバコを吸うたびに火が点滅してみえる)でしたから、その危険性は充分あります。

低レベルの放射線障害については初期被ばく症状として、

○突然、鼻血がでる
○下痢
○吐き気
○喉(のど)の痛み
○風邪でもないのに咳がでる
○体がだるい、元気がでない
○リンパ系統の異常

などが報告されているようです。

特に、放射線に<過敏な体質>の方に症状がでやすいといえます。
内部被ばくを知る方法としては、ホールボディカウンターという検査装置があるそうです。
福島の飯舘村の方々が、要望書をだしたそうですが、空き缶は無視したそうです。



「ホールボディカウンターによる体内放射能測定に関する要望書」

福島原子力発電所事故対策統合本部
本部長 内閣総理大臣 菅直人 様

 東日本大震災及び福島第一原発事故の災害対策へのご尽力に、心から敬意を表します。
 ご承知のとおり、この度の大震災により福島第一原発は深刻な損傷を受けました。炉心溶融と水素爆発等に伴い、チェルノブイリ原発事故の10分の1にも相当する量の放射性物質がすでに放出され、国際的な評価尺度でも「レベル7」の重大事故であることが公に確認されています。そして事故を起こした複数の原発は、未だに事態の収束メドが立たない事態に陥っております。

 私たちの住む飯舘村は、この度の原発事故による放射性物質の放出のために高濃度に汚染され、「計画的避難区域」(外部被曝だけでも「事故発生から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのある区域」)に指定されました。私たち村民のほとんどが、子どもたちも含め「放射能の雲」が村に流れてきた3月15日には、空間線量率が40マイクロシーベルト/時に達したことも知らないまま、マスクなどの防護もせずに屋外での活動を続けておりました。大人たちは他の地区からの避難者の受け入れに奔走していました。その後も、飯舘村には国から「屋内退避」の指示が出されることもなく二ヶ月が過ぎました。

 このような中で、私たち村民は地上に降った放射性物質からのガンマ線による外部被曝だけでなく、この二ヶ月の聞の呼吸や飲食によって体内に取り込まれた放射性物質による内部被曝の両方による被曝をしていると考えます。外部被曝については、公表されているモニタリングの空間線量や村や個人が所有する線量計での測定値から、ある程度推定することも可能です。しかし、内部被曝については村や個人の努力では測定も評価もできません。私たち村民、とりわけ放射線に対する感受性の高い子どもたちが、この二ヶ月間に受けた体内被曝量が、事実として、いかほどであるかを正しく測定し、評価し、記録しておくことは、今後の私たち村民の健康管理にとって必要不可欠だと考えます。

また、チェルノブイリ原発事故によるベラルーシ共和国の汚染地域では、飯舘村の汚染レベルよりも低いレベル(37,000ベクレル/平方メートル以上)の汚染地域でも、政府の政策として、地区の中央病院に設置されたホールボディカウンターで、毎年の検診時に、住民の体内放射性物質(セシウム137)の測定が行われ、住民への健康・生活指導がなされていると聞いております。
 以上のような趣旨から、飯館村の村民に対してホールボディカウンターによる測定を行うことをお願い致します。また、その際には測定結果(核種と量)を正確に記載した記録を本人に手渡して被曝評価などの説明が必ずなされるようお願い致します。

 事故後二ヶ月が経過した今では、ヨウ素131など、半減期の短い核種については、すでに測定できないだろうとのことは承知しております。しかし、比較的(物理学的)半減期の長いセシウム134 (2.5年)とセシウム137(30年)は、生物学的半減期(大人:50-150日、子ども:44日)を考慮してもまだ測定可能です。特に避難が始まるまでのこの二ヶ月間の内部被曝を評価するには早急に測定を行う必要があると考えます。
 この要望へのご回答は、一週間以内に下記に文書にて送付下さいますようお願い致します。

2011年5月17日

愛する飯舘村を還せプロジェクト「負げねど飯舘!」(仮)

代表常任理事 大井利裕
連絡先 愛澤卓見
住所:福島県相馬郡飯舘村飯樋字笠石25
電話:090‐9633‐4149
Fax:0244‐43‐2807


皆さん、お分かりですか?
国民の健康なんてどうでもいい空き缶犯罪者集団なのです。
私が怒るのがおかしいでしょうか?

このホールボディカウンターは全国に109台ほどあるそうです。

今日、河川敷のサイクリングロードを自転車で走ってみました。そこには若者が運動している姿やゲートボールを楽しむ老人たちの姿がありました。
日本では何事も起きていないような、平和な1日の姿があるのです。
福島では、そのような1日の姿がみられるのでしょうか?

また、お会いしましょう。








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