虚空漂浪日記

魂の開放を求めて、右往左往。嫌われものの”宗教”の根本を捜し求める日記です。

難解な父型図形の意味(言霊事始め―5)

2005-10-09 06:55:22 | 宗教


昨日は、母型の5つの型の意味について明らかにした。

それは別々のものではなく、神が人に到る経緯を文字型と表していることが分かった。

ホツマ解説者の鳥居礼氏は、この5音について「○はアメミヲヤノ神の『初の一息』が天界を巡る様、「∩」(←似てる)は風の吹き抜ける様、「△」は炎の形、「ζ」(←似てる)は水の流れ、「□」は四方の大地、というぐあいである。」
と述べているが、これらの母型がどのような繋がりを持っているかは気づかなかったようだ。

多分、△の炎でつまずいたのであろう。これを「神名備」(カムナビ)と思いつかなかったところがまだまだ甘い!

というか、普通、神社→鬱蒼とした山(△)を思い浮かべるものなんだが、「炎」が繋がらなかったのだろうな。

旧約聖書のモーゼが火山で神に会ったことを思い出せば、神→火山の関係はすぐ気づいただろう。

これさえ解けるとあとは簡単、『神が天界から出て、神名備に降り立ち、川を流れゆき、大地で人に入った』ということで、神が地上に降り立ったことを母型で述べているのである。

母型が「天孫降臨」したのであるから、父型も「天孫降臨」しなければならない。

父型については、確信がもてないが、もう分かったであろう。

ホツマ文字=アイウエオに基づく48音が、何ゆえに「言霊」であるかといえば、神が人に降り立った全過程の音(おん)であるから、言霊(神の言葉)なのである。

まず、このことが分からない限りは、ゴチャゴチャ解説しても意味がない。

サラバ、意味のない言霊、そして、新しい言霊、コンイチハ。

自信はないが、父型の意味について、検討(見当?)してみよう。

父型は「・」から始まって、「丄」までの9種類とその後に「◇」が3文字用としてある。

「◇」は父の「大地形=男型」であることは間違いないから、「□+・」(オ)が女神であるの対し、「◇+・」(ワ)は男神(→おがみ?→拝み→一刀斎→神の子?フォッフォッフォ)ということになる。

「・」は神を表すから、残り8種類が解読されればいい訳だ。

昨日、2番目の「|」は「神は出る」と解読した。

稲荷古伝によると「|」は”縦(たて)”と”水”と言われており、縦はただの読み名、水が意味であるから、流れ出ることを表す。

次が「縦2本線型」であるが、これは稲荷古伝によると、「出入息」也とされ、一本の線が”火”(左線)、右線が”水”と示されている。

フフフ、我々にはもう分かるはずだ。

天をでた神はどこに下りるのだったかな? そうだ神名備=火に降りるのであった。そして川(水)を流れ降りるのであった。

「出入息」の”息”は当然『初(うい)の一”息”』であるから、神が出入りするというより、降臨するさま、そして出て行くさまを表す。

であるから、「縦二本線」は”神が通っていくさま”=通路である。

3番目は「+」である。これがよく分からん。キ.キタ━━( ´_ゝ`)━╋…_| ̄|○・・・キマセン。

稲荷古伝では、「キ・コリ・興(クム)」也としている。ん~ん。そかぁ~。”クム”は読み名だ。”興る”という字を当てているところが気にくわん。

まてまて、「|」は”流れ出る”であるから、「-」を解読すれば分かるかも・・・。

「-」は8番目にある父型図で、稲荷古伝では「火・緯(ヌキ)」也としている。

ヌキは閂(かんぬき)などで使う言葉だから、読み名であることは確かだ。

とすると”火”だが、何故、「-」が火なの?

フフフ、本当は分かっておるんじゃが・・・モッタイブル・・・。

さて、「・」「△」「縦二重線の一本」は皆”火”の意味を持っていたことを思い出して欲しい。

”火”は”光輝くさま”=神の姿であるから、様々に形を代えるのは”その動いていくさま”を表していることは、もう、分かって頂けるであろう。

神も動くと疲れるんじゃ。で、どっこらしょ、と休む。まぁ、一呼吸入れるということかのぅ。

それが、「-」である。神の休んでいる形がこれである。降臨した形といっていいかも知れん。

神が休む? 一刀斎のブログをよ~く読んでいると、神は必ず休むことが分かる。そこで降臨するための姿を整えるのである。(神がそのまま降りてきたら、我々はお釈迦(オシャカ)ですねん!)

さて、急ごう。

「・」から始まる神の姿態転換が、「・」に始まり「・」に終わる父型の神遍歴である。

あとの形は説明はいらない。受けて(降臨して、降りていく)流れての繰り返しである。

であるから、最後の「ヤ」は<○+丄>で表され、「社(やしろ)」の「ヤ」だと言われるのである。

○は神の原型であり母型の神で受ける形、丄は父型の神が「降りてきて留まった」状態を示すのは明らかである。

つまり、神が降り立った特別な場所=「ヤ」のシロなのである。

だから、社(やしろ)に降りた神<○+丄>の次に<◇+・>があって、男の神(ワ)がくるのである。

つまり、社に入らなければ、男の形(ハニ)に神は降臨しないことを意味する。

ここで気づかなければならないことは、”ワ”は<女性の神を母体とした神>によらなければ”神”になれないということである。

男の埴(ハニ)は<カタ・ワ>であり、女性型にお願いしなければ”神”になれないことを示している。

世の男性どもよ。神代のときから、女性なくして”男なし”だったんじゃ。

心して生きよ! これが神の、言霊の教えじゃ! 分かったかいのぅ~。

一通り、母型、父型の意味を解明してみたとこで、”-”にして






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